だいぶ前に入手した物ですが、KINGJIM のインターバルレコーダー、 レコロのはなし。
レコロはインターバル撮影を手軽に行うカメラ。
インターバル撮影というのは、一定時間ごとに連続して撮影すること。
そして、その撮影画像をつなげて自動で動画にしてくれるのがこのレコロなのです。
例えば、開花する蕾や月の動きなどの低速被写体を超倍速動画で撮影することができます。
こいつはほぼオモチャなのでさしたるスペックはありませんが、オモチャとして遊ぶ分には必要充分なスペックだと思います。
レンズ ・・・ f=32.5mm(35mm換算)、F2.4、パンフォーカス
インターバル ・・・ 3, 5, 10, 30秒, 1, 5, 10, 30分, 1, 6, 12, 24時間
フォーマット ・・・ MotionJPEG AVI (音声は必然的にありません)
解像度 ・・・ 640*480
フレームレート ・・・ 1~24frame/sec (1フレーム刻みで設定可)
記録メディア ・・・ SD/SDHC (別売)
電源 ・・・ 単3乾電池2本(アルカリor eneloop) 、AC100V別売
防水 ・・・ IPX3 (通常の降雨には耐える)
三脚 ・・・ 自在型三脚付属、共通メネジなので他の三脚も使用可
えーと、要するに 3倍速~2,073,600倍速の動画が撮れるわけです。
207万倍速ってことは24日間が1秒ってことなので、理屈の上では4年間を1分で再生する動画が撮れるわけです・・・
ただ、気をつけなければならないのは、レコロが生成するaviファイルには作成日時がスタンプされないこと。 ファイル名は連番で記録されますが、日時が全て 2011/01/01 0:00 になります。
インターバルやフレームレートも記録されません。 このへんは後継機で改善して欲しいなあ。
あと、こいつのデザインが子供の関心を異様に引くらしいので注意です。
姪っ子達の妨害で撮影断念すること数回・・・

で、夏の北海道旅で邪道的な使い方をしたのがコレ。(jpeg切り出し)

インターバル撮影とは言っても、別に定点撮影しなきゃいけないわけでもないので、車のダッシュボードの上に乗っけて撮影したのです。
これは、初日にサロベツ原野のオロロンラインを疾走したもの。
35分間を26秒で再生、つまり80倍速再生でオロロン。
動画はこちらです↓
121123recolo00.wmv (2.8MB)
オロロンラインの単調っぷり 雄大さがお分かりいただけると思います。
この景色が小一時間続くんだぜ・・・
※容量や再生環境の汎用性を考慮して、XMedia Recode でwmvへ変換しています。
今度は、角砂糖を回収する蟻なんぞを撮ってみようと思います。