2013.07.30

Fish eye

フィッシュアイレンズ、いわゆる魚眼レンズをうっかり購入。

AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED です。

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この魚眼は画角180度、つまりカメラの真横までが写り込むのです。

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ここは愛知県小牧市の小牧市歴史館、小牧山城の城跡です。

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小牧山城は、美濃の斉藤龍興を攻めるために織田信長が築いた城で、信長が稲葉山城 (岐阜城) を陥落させた後に一旦廃城になりましたが、信長の死後に起こった小牧・長久手の合戦では、家康が小牧山に本陣を築き、秀吉の大軍勢と渡り合いました。
家康と秀吉の和睦後、小牧山城は再び廃城となっています。

最上階から北方、東名高速が東西に延びます。

一般的な広角レンズだとこんな感じに写りますが、

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魚眼だとこんな感じ。 油断すると指が写り込みます。

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このくらいのが、

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こうなります。

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最短撮影距離が短いので、マクロレンズ的にも使用可能。

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魚眼は少々値が張りますが、なかなかオモシロイです。

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2012.11.23

インターバルレコーダー レコロ

だいぶ前に入手した物ですが、KINGJIM のインターバルレコーダー、 レコロのはなし。

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レコロはインターバル撮影を手軽に行うカメラ。

インターバル撮影というのは、一定時間ごとに連続して撮影すること。
そして、その撮影画像をつなげて自動で動画にしてくれるのがこのレコロなのです。

例えば、開花する蕾や月の動きなどの低速被写体を超倍速動画で撮影することができます。

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こいつはほぼオモチャなのでさしたるスペックはありませんが、オモチャとして遊ぶ分には必要充分なスペックだと思います。

レンズ ・・・ f=32.5mm(35mm換算)、F2.4、パンフォーカス
インターバル ・・・ 3, 5, 10, 30秒, 1, 5, 10, 30分, 1, 6, 12, 24時間
フォーマット ・・・ MotionJPEG AVI (音声は必然的にありません)

解像度 ・・・ 640*480
フレームレート ・・・ 1~24frame/sec (1フレーム刻みで設定可)
記録メディア ・・・ SD/SDHC (別売)
電源 ・・・ 単3乾電池2本(アルカリor eneloop) 、
AC100V別売
防水 ・・・ IPX3 (通常の降雨には耐える)
三脚 ・・・ 自在型三脚付属、共通メネジなので他の三脚も使用可

えーと、要するに 3倍速~2,073,600倍速の動画が撮れるわけです。
207万倍速ってことは24日間が1秒ってことなので、理屈の上では4年間を1分で再生する動画が撮れるわけです・・・

ただ、気をつけなければならないのは、レコロが生成するaviファイルには作成日時がスタンプされないこと。 ファイル名は連番で記録されますが、日時が全て 2011/01/01 0:00 になります。
インターバルやフレームレートも記録されません。 このへんは後継機で改善して欲しいなあ。

あと、こいつのデザインが子供の関心を異様に引くらしいので注意です。
姪っ子達の妨害で撮影断念すること数回・・・

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で、夏の北海道旅で邪道的な使い方をしたのがコレ。(jpeg切り出し)

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インターバル撮影とは言っても、別に定点撮影しなきゃいけないわけでもないので、車のダッシュボードの上に乗っけて撮影したのです。

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これは、初日にサロベツ原野のオロロンラインを疾走したもの。

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35分間を26秒で再生、つまり80倍速再生でオロロン。

動画はこちらです↓

121123recolo00.wmv (2.8MB)

オロロンラインの単調っぷり  雄大さがお分かりいただけると思います。
この景色が小一時間続くんだぜ・・・

※容量や再生環境の汎用性を考慮して、XMedia Recode でwmvへ変換しています。

今度は、角砂糖を回収する蟻なんぞを撮ってみようと思います。

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2010.12.08

CASIO H20G

歳末無駄遣いキャンペーンの一環として、カシオのH20Gを購入しました。

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購入動機は、サブで使えるコンデジが前々から欲しかったのと、ハイブリッドGPSレシーバ内蔵に惹かれたため。

GPSは漢の浪漫が詰まっているのです。

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で、最近は珍しくもないGPSレシーバ内蔵デジカメですが、H20Gの特長は本体に地図データを格納、さらにGPSロガー機能を搭載していること。

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主要都市1/2700、国内全域1/140,000 、海外の地図も入っています。

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GPSロガーは加速度センサーを併用しているので屋内でも記録可能、そして電源OFFでもログを取ることができます。

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当然、撮影した写真に座標が記録されるので・・・

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GoogleEarthなどに取り込むと地図上に画像を表示できます。

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うねうね拡大するとこんな感じ。

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中央自動車道 諏訪湖SA付近。

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こんな感じです。 メモ代わりにも使えそうです。

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で、期待していなかった描写性能ですが、まあ低解像度で見るならまあまあかな・・・ 正直、スリム系コンデジに描写性は求めていないので、その辺は割り切ってます。

一眼に慣れてると高感度撮影時のノイズがどうしても気になりますが、そのあたりはボディサイズとトレードオフなので仕方ないでしょう。

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レンズはF3.2-5.7、4.3-43mm (35mm換算24-240mm)。

絞り・シャッタースピードの指定はできませんが、AF/AEロックは可能。
ただしAF/AEが同一点でロックされます。

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欠点を羅列すると、

・ GPS軌跡ログデータを外部に取り出せない ←これ致命的・・・
・ どうせなら移動速度・距離計測機能くらいは欲しい
・ USB端子がミニ14ピン ←ミニBに統一してくれ・・・
・ 外観デザインがダサい

このカメラのコンセプトは『街歩きお散歩カメラ』 みたいなのですが、俺個人の好みとしては、もうちょっとアウトドア寄りなカメラが良かったなー。

まー、それでもパノラマ機能とか優秀っぽいので、またこれで遊んでみようと思います。

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追記 H20Gを活用した記事へのリンク。

冬の道北、礼文島・サロベツ原野 01

冬の道北、礼文島・サロベツ原野 03

後日、さらに追記予定です。

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2008.04.05

SUPER-KOMURA

快晴の土曜日、布団干してシーツ洗濯して部屋の掃除してたら日が暮れてました。

仕方ないので SR-T101とともに親父殿から譲り受けた望遠レンズのオーバーホールでもしようかと思います。

なんか、嫌な週末の過ごし方だなー。

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今は亡きレンズメーカー、コムラー(三協光機)の SUPER-KOMURA UNIAUTO f=135mm 1:2.8 です。

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単焦点(ズームでない)望遠なんて、今では絶滅種。

すんごいカビ生えちゃってます。

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とりあえずバラしてみる。

工具なしでこれだけバラけるってのも、時代を感じさせます。

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化粧リング(対物側についてる、メーカーやスペックが刻印されてるリング) を外したらレンズがゴロンと取れました。

ああああああああ。ガラスの破片がああああああ。

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絞りはこんな感じ。

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ここで問題発生。マウント側の玉がどーしても外れない。

中にカビが見えてるのに掃除できないのはとっても気持ちが悪いですが、これ以上やると破壊に至るのでアキラメ。

フランジのネジが接着されてるのかしらん?

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仕方なく組上げ。

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SR-T101に装着してみる。

うん、悪くない悪くない。

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が、ここで落とし穴発見。

このレンズ使うと絞込み測光じゃん。

・・・測光(明るさの測定)をする時に、レンズの今の絞り設定値が露出計に伝達されない場合、露出計は設定すべき絞り値を決定できません。
その場合は、シャッターを切る前に絞り羽根を絞り込んで測光するしかありません。
(具体的には、測光するたびにプレビューしなきゃならない)
えーと、よく分からん人は適当にwikipediaらへんで調べてください。
たぶん、マニュアルカメラ触ったこと無い人には訳が分からんと思いますが。

minolta純正標準レンズの場合、レンズに連動爪(F値8のとこ)が本体側の突起を動かして現在のF値を露出計に伝えます。

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絞り込むと、この通り突起も動く。

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それに対し、コムラーレンズは連動爪が無いので絞り値を変えても突起は動かず、露出計は絞り値を知る術がありません。

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意外に、というか案の定クセモノレンズです。

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ふーむ、とりあえず使ってみますか。カビ生えてるけど。

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2008.02.23

SR-T101テスト

遅くなりましたが、minolta SR-T101 の撮影テスト結果です。

レンズは MC ROKKOR-PG 1:1.4 f=50mm、フィルムは Kodak GOLD ISO200/24°です。

プリントだと写真屋さんに補正されちゃったものになるので、ネガフィルムを Canon製 CanoScan 4400F でスキャンしました。

スキャナーにも補正機能がついてますが、ここではOFF。

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昼間の屋外。

タヌキの黒いところがつぶれ気味ですが、それなりに撮れてますね。

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大日堂の堂内から。

上下2分割測光とはいえ全面測光に近い露出計なので、逆光だと明るい方に引っ張られるみたいです。

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全体的にアンダーだなあ。

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電池の電圧が違うので露出計が正しくないのが駄目なんかな?

電池アダプタ買ってこよう。

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2008.01.28

Nikomat FT2

えー、またカメラが増えました。

ニコンのニコマートFT2です。

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1975-77年の製品ですので、またしても俺より年上のカメラです。

主なスペックは以下の通り。

マウント : ニコンFマウント
測光方式 : TTL露出計内蔵、開放測光(要カニ爪)、中央重点測光
開放F値設定 : 非Ai半自動式(通称ガチャガチャ)
シャッター : フォーカルプレーン縦走りメカニカルシャッター、B~1/1000sec
電池 : 1.55V SR44 酸化銀電池

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軍艦部。

こいつのシャッター速度ダイヤルとISO感度設定ダイヤルは、レンズマウント部にあるので妙にすっきりしてます。

巻き上げノブ横の窓から露出計のメーターが確認できます。

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こいつの裏蓋を開けるには、左下下部の爪を下げます。

最初、一生懸命巻上げノブを引っ張りました・・・

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ニコマートでもNikon刻印はあります。

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ニコマートはニコン一眼レフカメラの廉価版ブランドで、当時のフラッグシップモデルF、F2の弟妹分に当たります。
廉価版とはいえ、ボディの殆どが金属製でどっしりがっちりでしっかりとした作りです。
ニコンの廉価版ブランドは、ニコレックス(NIKKOREX) > ニコマート(NIKOMAT) > ニコンFM/FE/EM と続きますが、現在も製造されている唯一のニコンMF一眼レフ・FM10はコシナのOEMです。
FM10は現代的なMF一眼としての機能は一通り揃っていて、軽くて使いやすいのですが、ダイキャスト・プラスチックボディなのでチャチな感じがします。
ま、そのチープさも良いものですが。(安いしー)

ニコマートの詳細は、ニコンファミリーの従姉妹たち』参照のこと。

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マウント下部にISO感度設定が表示されます。

設定は、シャッタースピード設定レバーの先端を引っ張るとロックが外れます。

・・・これも最初悩みました。

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レンズはキタムラで見つけた NIKKOR-N Auto 1:2.8 f=24mm。

刻印が日本光学!!

曇り・カビも無い美品ですわよ。

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70年代~80年代前半のMF一眼レフカメラは、ほぼ例外無くカッコイイですねー。

デジ一眼の進歩が著しい昨今ですが、マニュアルフォーカス・マニュアル露出デジ一眼をどこか作ってくれないかなー。
もちろん液晶なし・ストロボなし・金属ボディで。
Nikonさん、Canonさん、OLYMPUSさんどうですか?

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2008.01.05

稔る田

ミノルタは、稔る田 (稔るほど、頭を下げる稲穂のように謙虚であれ)

もしくは、Machinery and INstruments OpticaL by TAshima

から来ていると言われます。(創業者は田嶋一雄氏)

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ミノルタは1928年創業の『日独写真機商店』から始まり、『モルタ合資会社』『千代田光学精工株式会社』と社名を変更し、1962年よりブランド名のミノルタから 『ミノルタカメラ株式会社』、1994年に 『ミノルタ株式会社』となり、2003年にコニカと統合して 『コニカミノルタホールディングス』設立、2006年にカメラ事業から撤退し、カメラ・フィルム関連はSONY・キタムラなどに委譲され、現在はプリンタ・計測器などが主力事業となっております。

また、、ミノルタレンズのブランド名 『ロッコール』は六甲山のロッコーとドイツ語の語感が合体した造語。 ついでにニコンのレンズはニッコール。

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レンズは無事組み上がりましたが、露出設定の針が挙動不審なのとファインダー清掃のため今度はボディばらし。

こいつの露出合わせは、ファインダー内に絞り・シャッター速度・ISO感度に連動する針があり、それを内蔵露出計の針とファインダー内で合致させるタイプです。

3つのプラスネジと、レンズ取り付けマークを兼ねたマイナスネジを外して蓋を開けます。

中身はまさに精密機械。

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ダイヤルの伝達が糸(!)。

ファインダー掃除と潤滑油補給しときました。

不具合原因特定と構造解析のためにあちこちバラしたもんで、 元に戻すのに一苦労。 糸が切れたら直せる自信がありません・・・。

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内蔵露出計の電池はMR9(H-D)水銀電池1.33V ですが、余裕で生産終了電池です。(´∀`)~

代替のドイツVARTA社製V625U 1.5V アルカリ電池をとりあえず使用。

この電池を使うと、電圧が高いため露出が1段程度オーバーに表示されるとのことです。 実際、Nikon D40X と FM10 で比較するとそうなりました。

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年末年始は殆どこいつのメンテで終了。

ちゃんと撮れるかな?

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2008.01.02

佳節愉快

おめでとうございます。

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ダメモトでレンズ分解してみました。

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レンズクリーナーでカビの除去に成功、単焦点レンズなら何とかなるもんだ。

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・・・無限遠のピントが合わないので組み直し。

ピントリングのヘリコイドが合って無いっぽい。ああややこしい。

ファインダーもホコリだらけなので掃除したいですなー。

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2007.12.30

minolta SR-T101

年末年始なので、実家にいます。

ヒマだったので押入れを漁っていたら、ミノルタSR-T101がいました。

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SR-T101は、60~70年代に製造されたミノルタ一眼レフの普及型ですので、特に珍しいカメラというわけでもありませんし、中古市場でも大した価格はついていません。

ミノルタは03年にコニカと合併してコニカミノルタとなり、さらに06年フィルムカメラ事業から撤退、デジ一眼のαブランドはSONYに譲渡されました。

私見ですが、SONYブランド付きのカメラって、なんかねー。 

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世間的には価値の無い代物ですが、俺が中学に上がる頃まで親父が使い続けていたカメラがこれでして、俺の中では今でも『カメラ』といえばこいつのイメージなんですよね。

しかし、親父がSR-T101からキヤノンAF一眼、コンパクトデジカメへと移行していったため、彼は15年近く押入れの中で眠っていました。

保存状態も良くないし、使い込まれてキズだらけですけれども、親父がよく覗いていたこのカメラで、俺も写真を撮ってみたいな、と。

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ボディは、バッテリー切れと思われる露出計以外は問題無さ気です。時々ミラーが戻らなくなるけど。

ROKKOR f=50mm 1:1.4 のレンズはカビだらけで多分再起不能です。コムラーの135mm望遠レンズもカビカビでした。 レンズは中古で探すしかなさそうです。

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さしあたって、電池交換と内部清掃、ですね♪

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2007.10.06

D40X

買ってしまい申した!

Nikonのデジタル一眼レフのエントリーモデル、D40X

望遠レンズ込みのダブルズームキット。

ここ1ヶ月で20万円以上使ってる気がするがキニシナイ!

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今まで使ってたのは、5年位前に買ったLumix。

カメラの外観以前に、写真の写り具合で差が出てます。

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とりあえずテーブルにあった薬物の壜で比較してみましょう。

撮影条件は、夜間の屋内・蛍光灯照明です。

これはLumix、Autoモードで撮影。

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こちらはD40X、露出・ピント全てAutoでただシャッター切っただけ。

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うわー、世代と価格の差がクッキリ。

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オートで適当に撮ってもキレイ!

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一眼レフの『カシャン』て音が大好き。

3連休はこいつで遊ぶよ!

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