北東北の春 06 田野畑~島越、田老~宮古
県道44号線で北山崎を過ぎて、田野畑村明戸。
河原のようにみえますが、津波で更地になったのかしらん。
このあたりに、キャンプ場があったようです。
どういう力が加われば、こうなるんだ・・・。
明戸は、こんなところです。
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明戸からすぐ、三陸鉄道北リアス線の田野畑駅です。
今年の元日以来の訪問。
この桜のペイントは、田野畑駅営業再開時にネスレ日本協賛企画 『キット、ずっとカンパネルラ田野畑駅』 で描かれたものです。
『カンパネルラ田野畑』は田野畑駅の愛称。由来はもちろん「銀河鉄道の夜」。
ここから南の、田野畑-島越-小本は未だ不通ですが、2014年4月に南リアス線も含めた全線が復旧する予定です。 ヽ( ・∀・)ノ
梅と桜と、碑。
海抜18mの田野畑駅まで、津波は押し寄せました。
田野畑から県道44号をさらに下ると・・・ 何このトンネル?
あ、これ北リアス線だ・・・
田野畑~島越は、ほとんどがトンネルなのですが、トンネルとトンネルを繋ぐ高架橋が完全に破壊されてしまったみたいです。
この区間の復旧に時間がかかるのも納得。
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先ほどのトンネルを抜けた先が島越駅 (しまのこしえき) ですが、駅舎は宮沢賢治の石碑を除いて全て流失してしまいました。
ぱっと見、ここに駅があったようには見えないな・・・
それでも復旧工事は着々と進んでいるようで、三陸鉄道さんの諦めの悪さには脱帽! ( ´∀`)ノ
島越を過ぎれば、小本駅 (おもとえき)。
えーと、ここは4回目の訪問です。
小本駅は震災からわずか18日で営業再開した駅で、切符の委託販売が行われています。
俺 ( ・∀・) 『小本から田野畑の切符って、販売してるんですか?』
店員さん( ´∀`) 『ありますよ。』
てなわけで、不通区間の硬券切符購入。
しまった、日付インクが掠れた・・・
復旧工事が無事予定通り進みますように。
そして田老 (たろう) の街へ。
国道45号線沿いに、住宅街だったと思われる更地が続きます。
田老駅です。
津波は田老駅ホームまで押し寄せ、線路は瓦礫で埋まってしまいましたが、震災のわずか9日後には、宮古~田老間で運行が再開されました。 スゴイ!
詳細は国土交通省東北運輸局の冊子 『よみがえれ!みちのくの鉄道』 を参照のこと。
田老堤防の向こうに出られるようなので、行ってみます。
・・・。
これは、ゲートだけが残ったのか?
港湾施設の復旧工事は、未だ継続中みたい。
負けんな田老!
田老から、三陸鉄道北リアス線の終点、宮古です。
宮古駅訪問は通算5回目? かな?
JR東日本の山田線は、三陸縦貫線の一部である宮古~釜石間が未だに不通です。
宮古市街の海岸線にて。 3.6kmにわたって浸水したのか。
つづく。