東北乗り鉄、年末年始 03 東北新幹線~八戸線
2013年1月1日、朝の青森駅前です。
雪は降り続いていますが、吹雪は収まった模様。
奥羽本線の701系と、つがるE751系。
青森から一駅で新青森駅、ここで東北新幹線と接続します。
停車していたスーパー白鳥が雪煙とともに発車! カッコイイ!
新青森で下車したのは、もちろん東北新幹線に乗り換えるため。
ホームにはE5系が2編成います。
E2との置換えがかなり進んでるみたい。
E5のロングノーズに粉雪。 なんか犬みたいね。
最後尾はグランクラス。 いつか乗ってみたいですわねえ。
新函館駅(仮称) 方面。 凍結防止の自動散水消雪システムがスゴイ勢いで稼働しています。
新青森駅付近では、上越新幹線等で使用されている従来の散水消雪システムでは能力不足であったため、水温や吐出量・循環方式などが強化されているらしいです。
よくよく考えれば、豪雪地帯に高速鉄道を走らせてしまう日本の技術者はちょっとオカシイと思う。 もちろん、いい意味で。
北東北の駅ホームは、屋根があっても雪が積もるのです。
さあ、新青森を出発!
青森平野から八甲田山系をトンネルで抜けて七戸十和田、そして
81.8営業キロを25分ほどで走破して八戸に到着。
八戸で下車して、はやてを見送ります。
高機動ナメクジみたいでカッコイイ。 ( ・∀・)
八戸で下車したのは八戸線に乗り換えるためです。
八戸線は2010年8月以来2度目、ってリゾートうみねこだ!
『リゾートうみねこ』 は、八戸駅から宮古駅まで八戸線~三陸鉄道北リアス線を直通運転するジョイフルトレインとして2011年4月から運行される予定でしたが、震災により両路線が破壊されたために運行が中止されてしまいました。 リゾートうみねこは2013年1月現在、八戸線 (八戸~久慈) の普通列車として運行されています。
宮古まで乗りたい! がんばれ三陸鉄道!
普通列車とはいえ、中身はジョイフルトレインなので大きな窓に向けてシートが回転できたりします。
リゾートうみねこは、指定席1両・自由席2両の編成。
自由席車両の回転シート席が確保できて良かった良かった。
ちなみにこの車両は、大湊線を走っていたジョイフルトレイン 『きらきらみちのく』を転用した物です。
ウミネコ繁殖地として有名な蕪島が見えてきました。
現在の蕪島は陸続きになっていますが、これは太平洋戦争中に海軍が港湾工事で埋め立てたのだそうです。
蕪島も津波により甚大な被害を受けましたが、蕪嶋神社社殿は無事だったようです。
神社の敷地というのは、必然的に天災に強い地形に存在する (そうでなければ現存しないはず) なので、神社の境内を避難所にするってのは理に適ってますよね。
種差海岸の美しい景色です。
八戸線は、震災時に一部区間の冠水・線路流失により全線不通となりましたが、翌2012年3月17日のダイヤ改正で全線復旧、被災した在来線では全線復旧の第一号路線となっています。
震災後の車両には、避難梯子が設置されました。
景色は次第にリアス式海岸へと変化していきます。
八戸から2時間弱で終点、久慈駅に到着です。
あれ?三陸鉄道の改札に出てしまった。 改札が適当ww
次は復旧途中の三陸鉄道北リアス線を乗り鉄!
つづく。
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