瑞浪市化石博物館、地球回廊
岐阜県瑞浪市の瑞浪市化石博物館です。
左手前がデモスチルス、右奥がパレオパラドキシア。
どちらも1000万年以上前に絶滅した半海棲哺乳類です。
東濃(美濃地方東部)の瑞浪市では中新世前期(2000~1500万年前)の化石が大量に発見されており、瑞浪一帯に広がるこの地層は瑞浪層群と呼ばれています。
その層群で発掘された化石を展示しているのがこの博物館。
化石や古代生物は漢のロマンなのです。
こちらはアオザメの下顎。 まあこれは化石じゃないんですが、鮫の歯の化石は大量に見つかっているようです。 鮫は歯がどんどん抜け落ちるから、その分たくさん化石になるのかな?
瑞浪の化石には示相化石が多く見られ、当時の瑞浪が海中や海岸であったことが一発で分かります。
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館外に『化石の地下壕』。 太平洋戦争中に航空機製造の地下工場として掘られた物の一部らしいです。
地下工場にしては狭いな・・・
内部はハマグリなど、貝の化石だらけです。 なるほど凄い。
この壕は70mで行き止まり。
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今度は化石博物館から徒歩3分、瑞浪市地球回廊です。
こちらも戦時中の地下壕を利用したもの。
なるほど、これなら地下工場も納得の規模です。
夏だったら涼しくていいんじゃないかな。
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まったくもって余談ですが、瑞浪市には 瑞浪Mio(みずなみみお) という公式キャラが存在します。
瑞浪Mioは、瑞浪市在住の化石マニアな女の子(13)。
これ、公用車じゃないよね・・・ やるじゃん!
化石発掘体験、やってみたいです・・・
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