夏の道北~道東 01 稚内・サロベツ原野
遅くなりました、盆休み北海道のレポ開始です。
今回は往路復路ともに中部国際→稚内空港へワープ。 1年半前は千歳乗り継ぎでしたが、現在はANAで直行便が出ているのです。
というか、盆休み2週間前に空席があったのは稚内便だけだったので、稚内起点で旅程を立てた次第であります。
で、今回のルートはこんなん。 反時計回りです。
より大きな地図で 120812北海道 を表示
13:00、予定より30分ほど早く稚内空港に到着。
荷物コンベアに出汁之介・・・
空港からレンタカー、とりあえずノシャップ岬方面へ。
そして稚内市青少年科学館の南極越冬隊資料展示コーナーへ。
前から気になってたのよね、ここ。
何度か書いたことがありますが、初期の南極調査で活躍した樺太犬たちがここ稚内で犬橇の訓練を積んだのです。
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南極観測船・宗谷
国立科学博物館 (ジロの剥製が保管されています)
これは小型雪上車SM25S、75PSいすゞ4JB1エンジン搭載です。
このパネル組み立て式の建物は竹中工務店製。 南極で越冬できるスペックを持ちつつ、隊員自身で組み立てられる簡便さを備えたスグレモノ。
日本の第1次南極観測隊が南極大陸に降り立ったのは、1957年(昭和32年)1月のこと。
終戦から12年足らず、日本が主権を回復してわずか5年です。
そんな時代に、こんなことをやってのけたあの世代の人たちには敬服いたします。
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で、順番が逆ですが、こっちが科学館本館です。
『南極ってワイルドだぜぇ~』 写真展が公開中。
こちらは昭和32年製造のコマツ製雪上車KD-20。
MAX40km/h、燃費1.07km/lです。
係の方に内装を見せていただきましたが、乗員の防寒は1ミリも考慮されていないという漢らしい設計仕様です。
触れられる南極の氷。 太古の空気が封入されてます。
ブラブラとノシャップ岬。
崩壊した廃屋が見られるのも北海道ならではです。
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さて、20ヶ月ぶりのオロロンラインです。
あのときは凍結路面+強風+吹雪でしたが、今回は快適ドライブ♪
以下、画像をクリックすると拡大されます
風車群が見えてきました。
ここいらへんで内陸に入ります。
これまた延々ストレート道路。
暑くはないのですが、日差しが強いので逃げ水発生してます。
ちなみに、横を見るとサロベツ原野の地平線・・・。
幌延ビジターセンター。 前回来たときは冬期閉鎖されてたところです。
そして前回突撃した展望台。
海岸線の風車群。 おぉ、夏はこんな景色なのか・・・
さっきのストレート道路。
長沼。 見えませんがこの向こうにパンケ沼・ペンケ沼があるのです。
つづく。