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2012.03.21

吉良さん

吉良に行ってきました。

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幡豆郡吉良町は、2011年に西尾市に併合された町。

日本史や時代劇好きな方はピンとくると思いますが、ここは元禄事件・忠臣蔵で知られる吉良上野介義央公 (きらこうずけのすけよしひさ) のお膝元だったところです。

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ここは片岡山華蔵寺、吉良家菩提寺の一つ。

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場所はここいらへんです。


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吉良家は源家足利氏の名門、江戸期には旗本高家肝煎 (典礼を司る役職) として徳川将軍家に仕えましたが、吉良上野介義央公は大石内蔵助ら赤穂浪士に殺害され、三河吉良家は改易・廃嫡されてしまいました。 (後に子孫が復姓)

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時代劇や歌舞伎の忠臣蔵では悪役とされる吉良上野介ですが、ここ吉良町では『黄金堤』による治水・新田開発を行った名君として慕われ、町民から『吉良さん』と親しまれています。

講談としての忠臣蔵では、吉良上野介が浅野内匠頭に陰湿な嫌がらせをしたことが 「松の廊下刃傷事件」 の原因とされていますが、浅野内匠頭が即日切腹してしまったことで真相は藪の中、一説には浅野内匠頭の誤解・精神疾患が原因などとも言われています。

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吉良義央公の墓。 ただし、実際に遺骸が葬られたのは江戸の万昌院功運寺だそうです。

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吉良氏影堂、吉良上野介義央公の木像 (県指定文化財) はこの中に納められていますが、盆や命日などを除いて非公開となっています。

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吉良公家臣供養塔、赤穂浪士の討ち入りで死亡した家臣の墓。
碑文によると吉良方は26名の死者を出しているようです。

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赤穂浪士の夜襲に奮戦した末に討ち死にした家臣もいれば、訳も分からず斬殺された者、中にはトンズラしようとして討たれた者もいるようです・・・

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吉良義央公が唯一遺したと伝わる経蔵。

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この経蔵は、吉良さん 300回忌(2002年)に復元修理されています。

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復元修理の棟札、
『おらが殿様、慕い続けて三百年 ・・・』

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2012.03.14

かかみがはら航空宇宙科学博物館

各務原市立『かかみがはら航空宇宙科学博物館』です。

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ここは航空祭のときに遊びに行った航空自衛隊岐阜基地の南側に隣接したミュージアム。

入館してまず目に入るのは陸軍乙式一型偵察機のレプリカです。

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乙式一型は、フランス製の単発複葉機サルムソン2A-2を国産化した機体です。

大正時代に製造されたこの機体は、航空産業の街・各務原で初めて量産された航空機であり、川崎造船(現川崎重工) が初めて量産した航空機です。

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実機展示場は航空機がいっぱい。

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T-2高等練習機ブルーインパルス仕様。 現行T-4の旧型です。
これは浜松基地の広報館にもあったな・・・

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C-1輸送機の魔改造STOL実験機、飛鳥。

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STOL (エストール、Short TakeOff & Landing) は、短距離離着陸のこと。 短い滑走路で離着陸できるので、小型の飛行場や空母での運用、有事の際に自動車道などで離着陸することが可能になります。
しかし、開発製造コストが高く、騒音も大きいため飛鳥は量産化されることなく開発は終了しています。

STOL機の国内運用は、空自の次期主力戦闘機F-35 ライトニングII がSTOVL
(Short TakeOff/Vertical Landing = 短距離離陸/垂直着陸) のB型仕様になれば・・・!
まあ無理だろうなあ。

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飛鳥は、USB (Upper Surface Blowing) 方式の高揚力技術が採用されています。

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つまり、主翼の上面をジェット排気が通過するタイプなので、かなり特殊な外観になっています。

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荒れた海への着水を可能にする、UF-XS実験飛行艇。

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グラマンUF-1アルバトロス双発飛行艇の魔改造機です。
日本技術者の変態っぷりが醸し出されていてステキ。

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そして巨大なこれは・・・

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国産ロケットH-IIのフェアリング、人工衛星を保護格納するロケット先端部に装着されるアレです。

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川崎重工製だそうです。 想像してたよりデカイ!

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屋上展望台。 屋外展示機が見下ろせます。
真っ正面にラブホ・・・

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海自のP-2J対潜哨戒機。

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空自の岐阜基地はこの反対側になるので見えないのです。

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愛・地球博のアメリカ館で展示されていたNASA火星探査車スピリット・オポチュニティ。

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日本にも予算があればなあ・・・

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屋外展示の全日空仕様YS-11A-500R中型旅客機です。

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YS-11は戦後初の国産旅客機。

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宇宙航空産業は、国が主導しないと発展しないものなのです。

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日本の変態技術力を思う存分発揮できる政策が、今後行われることを期待したいものです。

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2012.03.06

渋・小布施・安曇野

半月ほど前ですが、渋温泉に行ったときの写真。 激寒。

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移住後16年ぶりの東海地方の冬は、長年住んだ信濃の晩秋程度の気温までしか下がらないので違和感が凄かったのですが、久しぶりの氷点下10度でようやく冬を実感しました。

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小布施、北斎館のあるらへん。 栗落雁おいしいです。

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安曇野満願寺。

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満願寺は山門までは何度も来てるのに、一度も参詣したことがなかったりします。
そして今回も同伴していた友人に急用が入り参詣できず・・・

雪解けの頃にまた来よう。

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