世界遺産、高野山に行ってきました。
重要文化財の大門、1705年再建・高さ25.8mの高野山総門です。

高野山は和歌山県伊都郡高野町高野山にあります。
名古屋方面から車で4時間ほど、東名阪道-名阪国道(25号線)-京奈和道 から山道をズンズン登ります。
もっとデカい地図はこちら 。
高野山の寺院群は山中を切り開いて作られているため、下界とは隔絶された環境になっています。
高野山金剛峯寺 ・・・ 816年、弘法大師(空海) により開創された真言密教の修禅道場。 2004年に 『紀伊山地の霊場と参詣道』 として世界遺産に登録されました。 開山当時は金剛峯寺が高野山一山の総称でしたが、現在の金剛峯寺は1593年に豊臣秀吉が母の菩提を弔うために建立した青巖寺を1869年に改称した寺院を指します。
--------------------------------------------------------
これは金剛峯寺大伽藍・根本大塔。 高野山開創のルーツとも言えるこの大塔は幾度も雷火により焼失しており、現在の伽藍は1937年鉄筋コンクリートで再建・1996年に外装塗り替えされたものです。
これは西塔、887年に弘法大師の跡を継いだ真然大徳による建立。
こちらも再建された物で、1834年の建築物です。
ちなみに、『伽藍』はサンスクリット語(梵語) の 『サンガ・アーラーマ』 = 僧侶が集い修行する閑静清浄な場所、 の音訳だそうです。
--------------------------------------------------------
このいろいろ微妙なキャラは、高野山開山1200年マスコットキャラクターの『こうやくん』。
ネーミングも微妙です。
--------------------------------------------------------
元・青巖寺、現・金剛峯寺。
この本坊は1863年再建されたものです。
納経・御朱印はこちらで。
あ、顔ハメ発見。 お子様向けっぽいけど、No.109に追加です。
外から見るとこんなん。 逆光に苦しむポジショニング・・・

--------------------------------------------------------
寺内を見学、雌雄の龍が奥殿を守る蟠龍庭。
四国産花崗岩と京都産白砂をここまで運んだそうです。
寺内で茶を飲みながら法話を聞くことができます。
法話は大抵面白いお話なので、好き。

人生とは何ぞや。
--------------------------------------------------------
で、今夜は寺の宿坊に泊まります。
宿坊といっても今は旅館と民宿の中間みたいな部屋がほとんどでして、庭園を眺めながら精進料理のコースを頂くという贅沢ができます。

ちなみに、大抵の宿坊では般若湯 (お酒) が飲めます。
というか寺ブランドの焼酎があったりしますです・・・
あとは朝の勤行に参加したり、寺の図書を覗いたりと色々オモシロイ。
宿坊 (・∀・)イイ!
宿坊の予約はオンラインで可能です。 → 高野山宿坊組合
インデックスのフラッシュが重い・・・
--------------------------------------------------------
さて、ここは奥之院へ続く参道の入り口、一の橋です。 奥之院には835年に御入定した弘法大師が今も結跏趺坐のままおわしまします。
参道をてくてく歩きます。
参道は石畳で整備されているのでサンダル履きやわらじ履きでもOK。
つづく。