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2011.02.28

氷の世界03 御三甕の滝

今度は南相木村、『おみかの滝』。

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おみかの滝はここ。 前回の三滝山の南西5kmくらいの場所です。


もっとデカい地図はこちら→ 御三甕の滝

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滝へ下るルートはいくつかあるみたいなのですが、とりあえず川下に駐車して徒歩で向かいます。

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遊歩道のトンネル途中に祠が。

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おお、ここからだと滝が正面に見える!

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凍ってるー!! ヽ(゚∀゚)ノ

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氷の内側には水が流れているようですが、氷壁に隠れて見えません。

↓画像クリック拡大
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滝に沿って遊歩道を登ります。

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・・・なんか廃道っぽいルートに突入。

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狭い・・・ ('Д`)

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道が氷に覆われていてここで終了。

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このツルツル斜面を滑り落ちると、ここに落ちて滝壺→他界。

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この滝が『おみかの滝』と呼ばれるのは、嫁殺しの説話によります。

昔、おみかという美しい娘がある家に嫁いできましたが、その家の姑はおみかを憎み、彼女を騙して滝壺に突き落として殺してしまいます。
死んだおみかはその身を泥鰌と化し、恐れた姑はおみかの霊を祀り、以来この滝は『おみかの滝』 と呼ばれるようになりました。

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雪解けの頃には、さぞかし・・・。

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おわり。

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2011.02.26

氷の世界02 三滝山・大禅の滝

湯川渓谷の次は北相木村の三滝山です。

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三滝山は修験道の山なので参道を登ります。

↓GPSログデータ。

もっとデカい地図はこちら→ 三滝山

小海から県道124号線に入って山道を登ると参道に至ります。

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参道に沿って川があるのですが・・・

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完全氷結。 これは期待できる!

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15分ほどハードな階段を登ると滝が見えてきました ・・・ ( ・ω・) ?

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えっ? ( ゚д゚)?

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( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ

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工工エエェェェ (((( ;゚д゚))) ェェェエエ工工

↓画像クリック拡大
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なにこれスゴイ。

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脇のお堂から見上げる!

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ガッチガチに凍ってます。

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これ、ツララの集合体だ。

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春には瓦解するんだろうか?

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氷瀑と石仏。

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もう一回つづきます。

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2011.02.23

氷の世界01 湯川渓谷氷壁

南牧村の湯川渓谷へ、氷壁を見に行ってきました。

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GPSログデータ。 小海線と併走する国道141号線から脇道へ入ります。

もっとデカい地図はこちら→ 湯川渓谷

脇道は細い上に案内など無いのですが、、このルートに入るには日帰り温泉『灯明の湯』を目指せばOKです。

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未舗装の林道を進み、適当なスペースに駐車して徒歩で登ります。
っとあれが氷壁? なんか登ってる人がいる・・・?

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氷壁へ下る道をザクザク進むと川、たぶん湯川の源流。
この氷の橋を渡るんですね。

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足を滑らせたら、えらいことに。

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川の飛沫が凍る。 ↓画像クリック拡大

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氷の下に水が流れているのが分かりますが、乗っかっても全然平気。

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で、氷壁に到着。

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アイスクライマーだ!

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すげえな、こいつら。

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えーと、このドーム状の物体は滝です。
静止画だと分かんないけど、氷の中で滝が流れてます。 ( ゚д゚ )

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珍しい物を見られました。

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さらに歩くと氷柱群。

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去年見た木曽の白川氷柱群ほどの高さはないけど、これまた見事。
↓画像クリック拡大

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つららがカッコイイ。 ↓画像クリック拡大

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中央右のオレンジ色のは人です。 大きさが分かるかな?

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そうそう、渓谷に向かう林道にはこんな氷塊が落ちてたりするので気をつけて下さい。
雪の塊じゃなくてマジで氷塊なので、ぶつかったら車がブッ壊れます。

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つづく。

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2011.02.21

神保町古書店街・秋葉原

ちょいと用事があって東京に行ってきたので、ついでに神田神保町の古書店街に行ってきました。

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理工系な方にも分かりやすく言うと、『書物のジャンク街』 てなところです。
ま、俺も理工系なのですが。

で、初めての神保町ですが、純文学系古書は当然として、『鉄道・軍事・芸能関連の書籍が多い!』 ってのが感想。

とりあえず 1985年刊行の鉄本をゲット。

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青函連絡船はもちろん、今は亡き標津線・士幌線・羽幌線・天北線などなどが載っていてオモシロイ。

他にも興味深い本やら古地図やらがいっぱいあったのですが、
価格が・・・

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ついでに秋葉原。 なんか駅前がえらくオサレになってました。

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秋葉原は路地裏が怪しくてオモシロイ。

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雑居ビルのスーパーポテトレトロ館。

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レトロゲー専門店は、ファミコン世代にはタマラン店舗。
MSX本体買っちゃおうかな・・・

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デューク。

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2011.02.17

冬の道北、礼文島・サロベツ原野 13

さて、新千歳から中部セントレアへ。

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Uターン客で混み合う中、北海道ともお別れです。

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搭乗するボーイング737型機は、生産数世界一の旅客機。

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定刻通り離陸。

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津軽海峡・青森・秋田から日本海上空を抜けて、新潟柏崎。
↓画像クリック拡大です

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HOLUX M-241c で確認。 高度8,826m を 806km/h で移動中 (・∀・ )!

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付属の HOLUXezTourでログを開くと、高度-時刻のグラフが右側に表示されます。 なるほど、津軽半島~野尻湖で高度 11,800m の水平飛行をしていたのか・・・ ↓画像クリック拡大です

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この旅の01でも載せましたが、GoogleMapで移動ログを公開してあります。 →こちら (高度のログは見えません)

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長野市・千曲市から四賀保福寺あたり。 もうすぐ松本平です。
↓画像クリック拡大です

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松本空港上空を通過して諏訪湖が見えてきました。 ↓画像クリック拡大です

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おぉ! 諏訪湖の向こうに富士山が!(゚∀゚)=3 ↓画像クリック拡大です

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やっぱ、富士山はキレイだな。 ↓画像クリック拡大です

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手前には中央本線・国道19号と木曽福島、中央アルプスの向こうには中央自動車道・国道153号線と伊那市街が見えます。 ↓画像クリック拡大です

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もうちょっとで木曽駒ヶ岳が正面に・・・ ってところで乱気流で撮影中止。

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そのまま定刻通りにセントレア中部空港に到着してしまいました。

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ちょいと時間があるので搭乗カウンターをぬけてスカイデッキへ。

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レンガ通りとちょうちん横町。

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この脈絡の無さは愛知の県民性が表れていると、愛知出身者は思う。
空港内に
『中部武将館』 なんてものがあるんだぜ・・・

こいつはセントレアのマスコット、なぞの旅人フー

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スカイデッキから航空機を眺めます。 ↓画像クリック拡大です

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おつかれさまでした。 さて、次はどこへ行こう?

おわり。

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2011.02.12

冬の道北、礼文島・サロベツ原野 12

新千歳行きのDHC8に搭乗します。

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DHC8は、国産旅客機YS11と置き換えられる形で各社の国内線で活躍しています。
また、次世代近距離旅客機として三菱重工・本田技研・川崎重工・トヨタ・富士重工らが国産リージョナルジェットを開発中です。 日本が技術立国として生き残って行くには、宇宙・航空系産業への国策支援が不可欠。アホ政策で予算削減されたりしないことを祈ります。
(-人-)

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さよなら、稚内。

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離陸して安定飛行に移りました。

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礼文島・利尻島が上空から見られるかと思って右舷側の席を取ったんですが、雲に覆われて全く見えず・・・ (´・ω・`)

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離着陸・乱気流時以外はGPSレシーバの使用が許可されているので HOLUX M-241c で高度と速度を確認。

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高度4651m、619km/h で移動中。 (・∀・)!

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雲の晴れ間から街が・・・ ↓画像クリック拡大です

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あれは1年前に訪れた留萌、そして左端に見えるのは増毛!

この便の経路は初回GPSログデータで公開してあります。

機内で航路図を眺めてたら、客室乗務員のおねえさんが 『ANA DHC-8 Q400 ルートマップ』 をくれました。 ありがと! (´∀`)
というか、GPSの座標を地図で拾っている姿が非常に怪しかったんだろうな・・・

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増毛山地上空を通過して、 ↓画像クリック拡大です

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札幌市街地が見えてきました。
手前は南幌町の田園地帯、右端は夕張川です。  ↓画像クリック拡大です

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機体は苫小牧市上空を通過して一旦海上へ。 ↓画像クリック拡大です

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大きく右旋回して新千歳空港へ着陸態勢に入ります。
↓画像クリック拡大です

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着陸態勢に入ったので、カメラ・GPSレシーバの電源OFF。

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1時間弱で新千歳に到着です。 鉄道だと5時間かかるのに・・・

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そのまま中部空港行きの便に乗り継ぎます。

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搭乗ロビーで顔ハメ発見。 No.103 に追加です。

つづく。

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2011.02.10

冬の道北、礼文島・サロベツ原野 11

稚内市内に戻って、稚内副港市場。 樺太ノスタルジーエリアです。
1年半前にも来てますが、再訪。

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ここには戦前の南樺太に関する展示があります。
無条件降伏後に千島列島・南樺太へ侵攻したソ連軍のために真岡郵便電信局で自決した『九人の乙女』関連のパネルも。

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終戦直後のソ連侵攻に関して、最近(08年)刊行された 『8月17日、ソ連軍上陸す - 最果ての要衝・占守島攻防記 - 大野芳 著』 があります。

占守島(しむしゅとう)の戦い ・・・ 終戦直後、当時日本領であった千島列島北東端の占守島に突如ソ連軍が侵攻、武装解除途中の占守島守備隊がこれに急遽応戦し、日ソ両軍に多大な死傷者を生じた戦闘。 結果、日本軍はソ連軍に降伏し、捕虜となった守備隊員はシベリア抑留の憂き目に遭います。
この戦闘中、幌筵島の第九十一師団は北千島の工場で働いていた日魯漁業 (現マルハニチロ) の女工たちを根室に移送して民間人の被害を最小限に抑え、また結果として、守備隊の頑強な抵抗が千島・南樺太・北海道の領有を狙っていたスターリンの野望を阻止する結果となりました。 つまり、彼らの奮闘がなければ、おそらく北海道の北半分はソ連・ロシア領になっていた可能性が高かったと考えられます。
占守島には、今もこの戦闘で損壊したチハ (九七式中戦車) が残っているようです。

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戦前の南樺太全図。 樺太行ってみたい・・・

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稚内とサハリンの友好パネルも。

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こちらは稚内ノスタルジーエリア

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昭和30~40年代くらいを再現した物みたいです。

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副港市場は稚内おすすめスポット。

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ソ連侵攻時の南樺太引き揚げに関しては、三浦綾子の『天北原野』 で物語の終盤を盛り上げる舞台装置として描かれています。 三浦文学らしい鬱展開の連続ですが、機会があればご一読をお薦めします。

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翌1月2日、今日で稚内とお別れです。

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もうすぐ取り壊される稚内駅舎を見納めに。

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建て替えられても、最北の地へ降り立ったワクワク感が感じられる駅舎でありますように。 ( ・∀・)

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北防波堤ドームも見納めに。

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桟橋から見えるあれは樺太サハリン、
・・・ じゃなくてモネロン島 (海馬島) かなぁ?

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CASIO H20G パノラマで撮り納め。 ↓画像クリック拡大

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さて、飛行機に乗るために稚内空港へ。
オホーツクラインをバスで移動します。

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稚内駅前ターミナルから約30分で空港に到着。

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ANAのスキップサービスはマジ便利。

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チェックイン後、展望デッキへ。

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新千歳まで搭乗するボンバルディアDHC8-Q400
ターボフロップ機 (ガスタービンでプロペラを回す機体) です。

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展望台より、H20Gパノラマ写真。 ↓画像クリック拡大

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つづく。

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2011.02.08

冬の道北、礼文島・サロベツ原野 10

抜海港から日本海沿いにオロロンラインを南下します。

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陸側はサロベツ原野、延々ストレート。

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CASIO H20G パノラマ撮影。 ↓画像クリック拡大です

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風車地帯にさしかかると、また地吹雪が!!

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晴れたり吹雪になったり。 どうも前線通過地帯にいるみたいです。

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あなおそろし。

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天塩町から内陸に入って、天塩大橋で天塩川を渡ります。

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川面はバッチリ凍ってます。

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南下沼付近で北緯45度を通過。 北極点までちょうど半分か・・・

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このまま国道を走ってもつまらないので、脇の県道になります。

※雪国の人ならお分かりだと思いますが、こんな感じの路面は以外と滑らないので楽に走れます。 北海道の場合は特に道が広く直線的に造られているので快適にドライブが可能です。 もちろんスタッドレスタイヤ装備が前提ですが。

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で、幌延ビジターセンター。 駐車場が雪に埋まっているところを見ると冬期は閉鎖されているようです。

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ガッカリしてあたりを見回すと・・・ おや、あんな所に展望台が。

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えーと・・・ あそこまで、この新雪を突破しなきゃいけないようです。

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『問題はない!! 15メートルまでなら!!!』

ノ(          / ̄lllllllllllllllllllllllll`ヽ、
lll(        ノ´llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll`ヽ、
lllllll)     ノ'lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll`l
丗ヲ    /lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll`l
llllノ    ノllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll,、ll|
llノ    ノlllllllllllllllllllllllllllll/´ ̄`ヽllllllllllllllllllllllllllノ `、ll|
/ ,   |llllllllllllllllll_,-'´ ̄  ヽ、 `ヽ、lllllllllllllノ .  Y
|l   ,'´l`、lllllllllllノ   _,-‐、 ヽヽ `l.`―‐'フ   ,、|
llll`ヽ|llllllllll`、llノ´   ‐―、ヽ、 ヽ、 |   | / ノ,→
lllllllllllllllllllllllll`l     -、_ヽヽ、_`l 、 l  /ン_/
‐ 、lllllllllllllllllllll`l     `、`三ン、、ニ、´ノヽノ/フノ/
     フlllllllll`l       _,-'´ `ヽ//-´   |
     /llllllllllll|`ヽ、   ,'´´     _  :   ) l
     `|llllllllノ、  ヽ、,´     i´ `  `,  ノ´
    人    \ i´ヽ、      `,ヽ、_ノ ,´/
    /::`、     `ン  ン  ,,-←三、-´ノ、'ノ
 _,-/:::::::ヽ、     ヽ、 `、 `,ニ,‐--‐ヲ //l
''´:::`、:::::::::::::::ヽ、    `i 、_ヽヽ二二二ノ/ /
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噴ッ!覇ッ!

烈海王ノリで30mくらい新雪を疾走して展望台に到着ッッッ。

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うん、靴の中が雪まみれ

&呼吸困難 ('A`)

冬装備で新雪ダッシュなんてやるもんじゃないです・・・

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ゼーゼー言いながら展望台を登ると・・・

おぉ! こら絶景! ( ・∀・) 以下、画像クリック拡大です↓

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日本海方面。 画像クリック拡大↓

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中央右のは、ここまで乗ってきたレンタカー。 画像クリック拡大↓

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内陸側。 牧場があるみたいです。 画像クリック拡大↓

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南東、オンネベツ川と天塩川が見えるはずですが真っ白。
画像クリック拡大↓

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南側、どうやらここも牧場っぽい。 画像クリック拡大↓

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あ、俺の足跡が点々と・・・ 画像クリック拡大↓

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先ほど通過したオロロンラインの風車群が見えます。 画像クリック拡大↓

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北には長沼、その向こうにはパンケ沼が見えるはずなのですが、なにやら怪しい白い靄がこちらに接近してきます・・・ 画像クリック拡大↓

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また吹雪いてきた! 撤退撤退。 画像クリック拡大↓

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最後に、CASIO H20G パノラマ。 画像クリック拡大↓

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再び国道40号で北上します。
ここいらは地吹雪がスゴイらしいのでパーキングシェルターがあります。

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とりあえず避難してみる。

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おっかないぜ、道北。

つづく。

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2011.02.05

冬の道北、礼文島・サロベツ原野 09

2011年1月1日 レンタカーで稚内からオロロンライン、宗谷本線抜海(ばっかい) 駅です。

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抜海駅は南稚内の隣の駅ですが、周辺は何にも無いので秘境度高め。

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1983年の映画『南極物語』 で、昭和基地に置き去りにした樺太犬の提供者たちの元へ高倉健が謝罪に訪れるシーンに抜海駅が登場します。 そのシーンは真夏なのですが、当時の駅舎が今も存在し、独特の雰囲気を今も残しています

南極物語 抜海駅シーン↓

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関連記事
北海道・青森岩手行 05 (天北・稚内) 稚内公園の樺太犬訓練記念碑
南極観測船・宗谷 第2・3次南極観測隊が使用した船艇
国立科学博物館 ジロの剥製

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反対ホームへ向かう踏切より、上り名寄・旭川方面。

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CASIO H20G のパノラマ撮影機能で線路を撮影。 ↓画像クリック拡大

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こんな風にも撮れます。 おもしろし。

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上り普通列車がやってきましたが、突如吹雪が・・・

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遮る物がないので地吹雪が直撃。

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いってらっしゃい。

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避難避難、抜海駅の駅舎内はこんな感じです。

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待合室。 昔の写真も展示されています。 (駅ノートあり)

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無人駅ですが、保線?ぽい人が駅舎にいらっしゃいます。

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イイ駅です。 ごちそうさまでした。

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次は抜海駅から車で5分、抜海港。
抜海港はアザラシが越冬することで有名なところです。

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元日なので観測所は閉まってますね。 アザラシどこ?

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あ!アレか! 200mmズームで捕捉!

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デロンデロン転がってます。

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海面に飛び出てるのもこいつら。

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ダメ。 ゼッタイ。

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また突如として吹雪が!!!

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工工エエェェェ(;´Д`)ェェェエエ工工
※歩けないレベルの強風とショットガンのような地吹雪

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こっ、こいつら余裕過ぎる・・・。

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つづく。

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2011.02.03

冬の道北、礼文島・サロベツ原野 08

再び天塩川、稚内へ向けて再北上します。

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ところで、CASIO H20Gのパノラマ撮影機能は、シャッターを押した状態でぐるりと回転するとオートで画像を結合してくれる機能。

じゃあ、列車に乗ってカメラ固定で車窓を撮ったらどうなるのか? と思って撮ってみました。 ↓画像クリックで拡大されます

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おお、撮れてる!

広角の歪み補正が効いているために電線がブチブチ切れた状態になるけど、これはオモシロイ。

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1514 幌延着、1549まで35分間停車します。

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ここでは上り列車とすれ違うのですが、上り列車も1512-1550 の38分間停車。 そして 『形式上、幌延からは別の列車』になります。

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今乗ってきた右側の名寄発稚内行き列車は、名寄-幌延の列車番号が4329Dですが幌延-稚内では4333Dに変更されます。 そして左側の稚内発名寄行き列車は稚内-幌延が4332D、幌延-名寄では4334Dに変更されます。
つまり、運行設定上は 『幌延始発の列車に乗り換える』 ことになります。 しかし列車はそのまま継続運行されますので実際には乗り換えの必要はありません。
列車番号が変わる理由は、『ダイヤ改正で2つの列車が結合された』 『機関区が変わる』 などらしいのですが、幌延での変更理由は謎。 誰か教えて。

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跨線橋通路に戸隠神社のポスターが。

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道北で地元長野のポスターを見るとはなんとも奇妙な気分。

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幌延駅は、かつての羽幌線分岐駅。

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羽幌線(はぼろせん) ・・・ 留萌本線留萌駅と宗谷本線幌延駅を結んでいた路線。 羽幌炭鉱で栄えた羽幌町経由の路線ですが、1970年に炭鉱が閉山されると地域人口は激減、国鉄解体・JR発足直前の1987年3月に廃線となりました。

羽幌炭鉱跡も惹かれるなあ・・・

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停車時間ヒマなので改札を出てみます。
地方路線のこーゆー停車時間は改札も適当。
※JRの場合 100km以上の乗車券だと途中下車が可能です (例外あり)

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駅前から沿岸バスの留萌行き路線バスが発車。
このバスが旧羽幌線の代替バスになります。

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沿岸バスは2010年末も健在。 いろんな意味で。 09年末のはこちら。

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幌延駅前。

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この歩いている人たちは全員途中下車してる人たちです。

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寒いので駅に戻ってきました。

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CASIO H20G パノラマ。 そろそろコンデジだと露出アンダー。
↓画像クリック拡大

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1549 ようやく列車発車。
日没が近いので走行中のパノラマ撮影も限界。 ↓クリック拡大

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寒々とした感じが出てるので、まあいいか。
・・・窓の水滴が連続撮影されてる。

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1645南稚内到着、稚内までわずか4分・2.7kmですが札幌行きのスーパー宗谷4号とすれ違いのため10分間停車です。

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稚内駅工事でホームが潰されているので、南稚内ですれ違うしかないのですね・・・  仕方ないとは言え、3時間乗車して終着手前で留められるのはヤキモキします。

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1659 すっかり陽の暮れた稚内駅に帰ってきました。

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おつかれさまでした。

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今朝乗船を中止したフェリーが気になってターミナルへ。
やっぱ夕方の便は全面欠航してました。
ナイス撤退。

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結局、運行再開されたのは 1/2の午後便からだったみたいです。
もし乗船してたら宿無し状態で利尻島年越し2泊コース・・・
実に危ないところでした。

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アイスバーン&強風追い風なので、歩かなくても前に進むのがちょっと楽しかったりします。

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で、宿で一服 & 居酒屋で一杯やって二年参り。

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稚内公園の麓、北門神社です。 2011年も楽しく行きましょー。

つづく。

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