青森・秋田・静岡 06 秋田内陸縦貫鉄道
JR鷹ノ巣駅の隣に、秋田内陸縦貫鉄道の鷹巣駅。
どちらも『たかのす』ですが、表記が違います。
とはいえ、秋田内陸縦貫鉄道は三セク鉄道なので、久慈駅と同じくホームがつながっています。
秋田内陸縦貫鉄道 ・・・ 鷹巣~角館の100km弱を約2時間半で結ぶ鉄道会社。 その名の通り秋田県内陸部の北半分を縦断しています。 旧国鉄の阿仁合線・角館線を三セク化して1984年に誕生し、後に未開通だった比立内~松葉区間を敷設して全線開通しました。
このあたりの経緯は岩手の三陸鉄道の北リアス線とよく似ています。
汽車は森や田園を走ります。
驚きなのが、ワンマン運転(?) なのに、アテンダントのお姉さんが乗っていること。 随時見どころガイドのアナウンスをしてくれます。 ( ・∀・)
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阿仁合(あにあい)駅。 ここは縦貫鉄道の本社と車庫があります。
もともと旧国鉄の阿仁合線は、この地にあった阿仁合鉱山(金銀銅鉱・1978年閉山) のために建設されたものです。
カラフルなAN-8800形たち。
イベントで各色連結したゴレンジャー仕様列車が走ったこともあったみたいです。
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萱草を過ぎると、萱草鉄橋で阿仁合川を渡ります。
鉄橋上では徐行運転するサービス!
鉄橋を渡ると、笑内(おかしない)。
そして比立内(ひたちない) で列車すれ違い停車です。
笑内・比立内でお気づきかと思いますが、この~ナイはアイヌ語の『川』の意。 稚内・静内・木古内などと同様です。
列車が来ました。 ↓画像クリックで拡大
ここから先は旧国鉄路線ではない新設区間です。
マタギの里・阿仁からトンネルを抜けて出羽山地を過ぎると、車窓は田園風景へと移り変わります。
秘境ゾーンは終了ですが、こーゆーのも好き。
秋田内陸縦貫鉄道オフィシャルサイトの動画ギャラリーとフォトギャラリーが素晴らしい。
夏もいいけど、雪国の鉄道はやっぱ冬がいいよね。 (´∀`)
終点、角館に到着。
つづく。
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