青森・秋田・静岡 03 五所川原立佞武多
田舎館から小一時間で五所川原、立佞武多の館です。
立佞武多(たちねぷた)は、五所川原で開催されるねぷた祭り。
高さ20mを越える異常に大きな灯籠で有名なアレです。
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で、今年の作品 『又鬼(またぎ)』 がここで見学できるのです。
なにこれマジデカい。( ゚д゚ )
立佞武多を見上げた後にエレベータで4階へ登り、螺旋スロープで180度堪能できます。
※右下に写ってる見学者で立佞武多のサイズが分かるかと
『又鬼』は、"熊を仕留めた直後、ひょっこり現れたうさぎに 「さあ、行げ行げ」といっている場面" だそうです。
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この日(8/8)は立佞武多の最終日、夜になればこの可動橋の右にある大扉が開いて山車が出陣する仕掛けです。
うーん、夜までいられないのが残念なり。
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4階から撮影。
なんか、いろいろ凄い。 本当に凄い。
息を呑むとはこのことか。
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こちらは2008年度制作の『不撓不屈』を修復したもの。
ちなみに五所川原立佞武多では、過去にガンダム立佞武多・孫悟空立佞武多・桃太郎電鉄立佞武多など、かなりフリーダムな作品を制作しています。
立佞武多は明治以降、街に張り巡らされた電線に阻まれて一時消滅していたらしいのですが、発見された写真と絵図面を元に1996年に有志の方々の手によって復活したんだそうです。
エピソードまでカッコイイじゃないの。 ( ´∀`)σ)Д`)
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金魚ねぷたは可愛い。
立佞武多製作所の見学もできます。
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CAD/CAEも無い時代から、実用品でもなく、祭りが終われば燃やされてしまうモノに、これだけの技術と労力を注ぎ続けられる津軽の人たちは、本当に凄い。
天晴れ!
つづく。
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