岩手、七月 01
幸せ出ずる国、いわてへ行ってきました。
さて、ここは遠野の宮守川橋梁、JR釜石線のめがね橋です。
宮守川橋梁は昭和18年竣工の土木学会選奨土木遺産。
手前には、岩手軽便鉄道時代の橋脚が今も残っています。
この旧橋梁は、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』のモチーフになったとも言われ、新橋梁は夜間ライトアップが行われてロマンチックな雰囲気で
__,冖__ ,、 __冖__ / //
`,-. -、'ヽ' └ァ --'、 〔/ /――--、..,
ヽ_'_ノ)_ノ `r=_ノ / :::::::,-‐、,‐、ヽ.
__,冖__ ,、 ,へ ,ィ:::::_|o | ゚|-i、
`,-. -、'ヽ' く <´ 7_// . ` ' ● ' ニ 、
ヽ_'_ノ)_ノ \> / ニ __人__ノ
n 「 | / / ̄ _ | i
ll || .,ヘ / |( ̄`' )/ / ,..
. n. n. n ヽ二ノ__ { `ー'´`'ー゙' / '(__ )
|! |! |! _| ゙っ  ̄フ====( i)==::::/
o o o (,・_,゙> / :/ ヽ:::i
それはそうと、イベントで蒸気機関車が走るときは絶好の撮影ポイントらしいです。
----------------------------------------------------------
で、去年・一昨年と3年連続で訪問の遠野ですが、今年2010年は遠野物語発刊100周年にあたるのです。
遠野にも萌えキャラの波が押し寄せつつあるなり。
100周年記念事業のオフィシャルサポートキャラクターの赤い河童は、水木しげる氏デザインの『かたるくん』。 記念事業の一環として水木氏が遠野物語を漫画化し、単行本化されました。
遠野物語を読んだことのある人もそうでない人も、ご一読をオススメします。
----------------------------------------------------------
宮守から綾織方面へ、続石のそばにある『南部曲り家 千葉家』です。
千葉家は築200年、遠野地方に見られる典型的な曲り屋(住家と馬屋が一体化している家屋)で、国重文に指定されています。
こんな風に曲がっています。
馬屋は見学できますが、住家は今も居住されているので立ち入ることはできません。
裏山の庭園は自然と一体化しています。
おもしろし、おもしろし。
遠野一郷の家の建てかたはいずれもこれと大同小異なり。
(遠野物語 八十 より)
----------------------------------------------------------
ここは卯子酉様(ウネドリサマ)。
縁結びのカミで、赤布を結んで良縁を祈ります。
卯子酉様のそばの愛宕神社。
てくてく昇ると、
社殿があります。
さらに登ると五百羅漢やコンセイサマがあるのですが、今回はここで引き返します。
----------------------------------------------------------
猿ヶ石川に架かる愛宕橋。
ここの長作堤防は、天保の大飢饉の際に救済事業として、農民・高室長作によって築かれました。
猿ヶ石川・閉伊川・北上川、岩手の河川はどれも魅力的です。
----------------------------------------------------------
さて、遠野市街に入って遠野市立博物館です。
100周年に合わせてリニューアルされた博物館では、『水木しげるの遠野物語』オリジナルアニメーションが上映されています。
なかなかのクオリティなので、見ておいて損はありませんよ!
----------------------------------------------------------
博物館の近くには、一昨年訪問した『とおの昔話村』。
昨年秋以来のJR釜石線 遠野駅前も、
100周年幟がいっぱいです。
駅前の顔ハメが、『No.41 河童のクゥと夏休み』 から 『No.90 水木しげるの遠野物語』へモデルチェンジしてました。
裏面。 クゥと同じく、高品質な顔ハメです。
No.89&90追加なり。
つづく。
« ドントハレ | Main | 岩手、七月 02 »
「道中記 本編」カテゴリの記事
- フランス 05 その他(2015.05.25)
- フランス 04 Catacombes de Paris(2015.05.17)
- フランス 03 Mont Saint-Michel(2015.05.03)
- フランス 02 Paris Gare de Lyon(2015.04.19)
- フランス 01(2015.04.05)