2010.06.27
2010.06.24
みかんごはん
以前予告した通り、みかんごはんを炊いてみました。
米3合、ポンジュース 500ml、にんじん、椎茸、鶏肉、だし、料理酒、塩少々
みかんごはん ・・・ あけぼのめし・ポンジュースごはん・オレンジピラフ、などとも呼ばれる炊き込みごはん。 水の代わりにポンジュースで米を炊けばできあがりです。 そして、みかんごはんをベースに広がるレシピは数知れず。 愛媛県の南予方面では学校給食にコレが饗されることもあるそうです。
具材を投入、したところで気がついたのですが、3合炊きの炊飯器で炊き込みご飯3合は炊けないだろ常識的に考えて・・・
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てことで鍋炊きにします。
本当は厚手のシチュー鍋がいいんですが・・・。
沸騰→トロ火15分。
みかん蒸気の香りがスゴイ、と聞いていたのですがさほどでもない。
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蒸らして完成!
すごく・・・オレンジ色です。
で、味は・・・
★ 意外といける。 和風食材にもマッチ。
★ 噂通り、「みかん風味の酢飯」な感じ。 思ったより酸味は無い。
★ 食べ慣れない味なので微妙と言えば微妙ですが、若干常習性アリ。
★ ちょっとミカン臭が強かったので、ポンジュース:水=7:3くらいで炊いた方が良いかもしんない。
★ タマネギ・パセリらへんで洋風料理もいけると思う。
簡単なので、話のタネに一度くらいお試しあれ。
おこげも美味いぜ!
2010.06.19
碓氷峠鉄道文化むら
長野・群馬県境の碓氷峠へお出かけしてきました。
碓氷第三橋梁・通称めがね橋です。
アプト式時代の信越本線が走っていた煉瓦アーチ橋で、隧道などとともに国重要文化財に指定されています。
この旧旧信越本線跡は現在遊歩道になっており、群馬県川の横川駅まで歩いていくことができます。
横から生えている架線跡にはアプト式のラックらしき物が。
遊歩道はいくつもの隧道をくぐって続きます。
が、今回は適当なところで引き返して、車で横川へ。
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信越本線横川駅そばの碓氷峠鉄道文化むらです。
ここは、横川運転区敷地跡に開園された鉄道テーマパーク。
横川運転区は、1997年の長野新幹線開通に伴い、横川~軽井沢間が廃止されるまで使用されていた運転区です。
現在、JR信越本線の横川駅と、長野新幹線・しなの鉄道軽井沢駅はJRバスにより結ばれています。
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廃線前の碓氷峠越えに使用されていた189系のあさま。
『あさま』の名は、長野新幹線E2系車両へと引き継がれています。
車内には、70年代の国鉄キャンペーン『ディスカバー・ジャパン』のポスター。 国鉄ポスターはカッコイイのが多い。
園内には検修車庫がそのまま残されています。
このEF63電気機関車は、急勾配の碓氷峠を越えるためだけに先ほどの189系電車と連結・牽引していました。
ちなみに、189系は連結器等を強化した峠越え仕様の車両。
長野新幹線のE2系も急勾配対応仕様の新幹線です。
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今は亡き、特急列車たちのヘッドマーク。
『ゆうづる』はシンプルだけどカッコイイな。
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鉄道資料館には気合いの入ったNゲージジオラマがあります。
EF63+189系の、めがね橋碓氷越え。
めがね橋はアプト式時代の橋なので、実際にはあり得ないんですけどね。
蒸気機関車→新幹線、北斗星・サンライズ・成田エクスプレス・陸上自衛隊・ボトムズ・ザクII・タラバガニ・Z戦士まで登場のイカレたジオラマです。
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釜飯を食べて、屋外展示スペースへ。
先日、大糸線引退で退役したキハ52のベース車両である、キハ20。
うん、見分けがつかねえ。
架線保守用軌陸車です。 運転してみてえ・・・
このDD53形ディーゼル機関車はDD51をベースに開発された除雪専用機関車。 ラッセル車は、なぜだか漢心の琴線を掻き鳴らします。
そしてこれは、ソ300形貨車。 貨車と言っても、架橋用のクレーン車(操重車)で、自走動力も搭載しています。
荷重に耐えるための16車輪軸に (゚∀゚)=3
自重だけで150tあるんだぜ、これ・・・
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郵便車も。
おもしろし。
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このテーマパークの特徴は、講習を受けると
EF63電気機関車の運転体験ができること。
ハイレベルの変態 リピーターは重連の連結作業までできるらしい。
碓氷峠鉄道文化むらは、中山道の難所である碓氷峠を越えるために先人たちが歩んだ労苦の歴史を垣間見ることのできる貴重な施設。
鉄な人にも非鉄な人にもオススメ。
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おまけ画像、栃木県足利市の足利学校です。
初夏の陽気に誘われて。
2010.06.14
はやぶさ
工学実験探査機はやぶさ、長らくの任務お疲れ様でした。
幾度ものトラブルを乗り越えた貴方は、日本の科学技術の優秀さを、その身を挺して証明してくれました。
探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力
(ニコニコ動画/YouTube)
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カプセル離脱後に最後の燃料で反転、大気圏突入で燃え尽きる直前に送信された地球の映像が・・・ やられたぜ、こんちくしょう。
[drawr] すこっち - 2010-06-13 123513
突入直前、地球を撮影 はやぶさ最後の1枚 (47news)
NASA Team Captures Hayabusa Spacecraft Reentry (´;ω;`)
宇宙開発の灯を、どうか消さないで。
2010.06.06
愛媛FC
酔った勢いで注文してしまった愛媛FCグッズが届きました。
マスコットの 伊予柑太・たま媛ちゃん・オ~レくん です。
モチーフは伊予柑・温州みかん・オレンジ。
伊予柑太(GK) のはっちゃけたデザインが凄くイイ。
オフィシャルサイトに能田先生の漫画もあります。
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ユニホームは着せ替えできたりします。
ラブリー。
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正直、俺はサッカーより野球派なのですが、J2/JFLのチームは地域密着度が高くて、なんだか応援したくなります。
がんばれ愛媛FC! もちろん松本山雅も応援してます。
話は変わりますが、今度みかんごはんを炊いてみようと思います。
ポンジュースの汎用性はスゴイらしい・・・ さすがは命の水。
2010.06.01
四国周遊11 四国鉄道文化館・宇高航路
新居浜から二駅戻って伊予西条、ここで一泊して・・・
翌朝、駅すぐ横の鉄道歴史パークinSAIJO四国鉄道文化館です。
0系新幹線と、DF50ディーゼル機関車1号機がいます。
DF50型ディーゼル機関車 ・・・ 1957年(昭和32年) に、蒸気機関車の置き換えとして登場した、国鉄最初の量産型ディーゼル機関車。 DF50はディーゼル・エレクトリック方式(電気式) で、1060馬力の直8エンジンで発電機を動かし、100kWモーター6基を回して車輪を駆動していました。
現在では、ディーゼル・エレクトリック方式は一部のハイブリッド系を除いてほとんど採用されておらず、液体式(トルクコンバータ) が主流となっています。
この1号機は1983年(昭和58年) 『さよならDF50土佐路号』 で引退、日本で唯一動態保存(走行可能名状態で保存) されているDF50で、準鉄道記念物に指定されています。
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0系は真正面から撮りたくなる。
0系の運転台。
DF50は扉を挟んで本線と繋がっているので、いつでもリバイバル運転可能です。
扉の手前にいるのは、線路巡回・連絡に用いられる軌道自転車。
これは足踏み式ですが、ガソリンエンジン+遠心クラッチ(スクーターによくある変速機) を搭載したものもあるみたいです。
2名の足踏みで平坦地30km/h らしい。
変速機と風防をつければ60km/h くらいいけるんじゃないだろうか・・・
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伊予西条駅ホームです。
奥に見える煉瓦の給水塔は大正10年の駅開業当時から残る遺物。
909、いしづち10号で高松へ。
松山~高松の『いしづち』は、瀬戸大橋線と分岐する宇多津まで 松山~岡山の『しおかぜ』と連結して運行されます。
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1036、高松に到着。
これで四国4県を一周したわけですが、徳島県は坪尻・大歩危の秘境しか見てない・・・
高松駅から港方面へ歩いていきます。
高架歩道から見えるのは、小豆島・直島航路のフェリーターミナル。
ここは高松港旅客ターミナルビル、かつての国鉄宇高連絡船埠頭跡地で、3階に連絡船記念展示場があります。
宇高連絡船(うこうれんらくせん) ・・・ 岡山の宇野線宇野駅と香川高松を結んでいた国鉄・JRによる航路。 1910年(明治43年) 開業し、四国への旅客・貨物主要ルートとして活躍しましたが、1988年の瀬戸大橋開通により業務縮小、1990年に廃止されました。
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国鉄・JRの宇高航路は消滅してしまいましたが、民営の宇高(うたか)国道フェリーと四国(本四)フェリーはその後も営業を続けています。
現政権のフェリー航路抹殺計画により、この両社の宇高航路も存続の危機に晒されています。 というのも、両社は高速道路料金割引政策によって収益が大幅に悪化、2010年2月に同年3/26をもって航路廃止する旨を国交省へ申請しました。
しかしその後 『地域や利用者から強い要望や予想しない反響があった』 ため廃止申請を撤回、今のところ通常運行されています。 がんばれ、宇高航路!
宇高国道フェリーと四国フェリーのターミナルは徒歩5分くらいの距離、およそ30分間隔で交互に運行されています。
(どちらも旅客運賃\390、所要時間60分)
今回はタイミング的に四国フェリー。
1230発の便に乗船します。
さらば、四国!
フェリーは瀬戸内海を、さぶさぶ進みます。
お、瀬戸大橋がうっすら見える。
甲板でボケッとしてたら、あっという間に宇野港到着です。
宇野港では両社の桟橋は隣接しています。
そして宇野港から徒歩10分で、宇野線宇野駅。
青函航路を辿った時みたいに、昔のルートで旅するのも面白い。
みんな、フェリー乗ろうぜ!
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で・・・宇野から1時間弱で岡山駅、ここから山陽・東海道新幹線で帰路につきます。
おまけの、2012年春に引退予定の100系新幹線。
100系と言えば、シンデレラエクスプレス。
牧瀬里穂全盛期だな・・・
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四国、正直あんまり下調べせずに行ったんですが、予想以上に面白かったです。
高知・松山は『がんばってる観光地』 的な空気がいっぱいで俺好み。
いいよ四国!
★四国の特徴と四国人の生態について
web4コマ漫画 『御かぞくさま御いっこう 』 さんの 『四国四兄弟』 が参考になるやも知れません。 というか、俺の知る四国人には大体当てはまる気がします。 あと岡山人も愛媛と同じ傾向があるような気も。
★今回習得した四国知識
・ 高知は陸路のアクセスが悪い、だがそれがいい。
・ 土佐弁はやはりカッコイイ。
・ 高知は南国。 俺はTシャツなのに地元の人はコート着てた・・・
・ 四万十はスバラシイ。
・ 愛媛の山中には野生化した蜜柑が生えている。野良蜜柑。
・ 愛媛と広島は、しまなみがあるので意外と近い。
・ やなせたかし。
以上! 今度は眉山行きたいな!
おわり。