北海道、年末年始08

釧路湿原を突っ切る釧網本線で摩周へ。

線路は釧路川をついたり離れたり。

塘路(とうろ)駅で列車すれ違いのため停車です。

雪が降る降る。

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車窓からエゾシカの群れ。 頻繁に見かけます。

さらに湿原を北上して、

運が良ければ丹頂鶴が見られる駅、茅沼です。

で、運が良かった！

ここの丹頂鶴は、駅が有人駅だった時代に駅員さんが餌付けし、現在も地元の方々によって餌が与えられているそうです。

車窓から目視で2羽確認！

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また鹿。 ( ﾟдﾟ ) ( ﾟдﾟ ) ( ﾟдﾟ )( ﾟдﾟ ) ( ﾟдﾟ )

こっち見んな。

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1523、とりあえず終点の摩周で下車。

摩周駅は、1990年まで弟子屈 (てしかが) 駅だったんですが、観光客誘致のため摩周駅に改称されました。 ただし摩周湖の最寄り駅は、屈斜路湖・摩周湖の中間に位置する川湯温泉駅になります。

摩周駅前。 雪は未だ降り止まず。

足湯がありますが、この状況で裸足になる根性がありませんでした。
このヘタレ！

摩周駅舎。

次の網走行き列車は 1705発。 つまり、1.5時間以上ヒマ。

なので、駅前のぽっぽ亭で有名な駅弁『摩周の豚丼』 できたてバージョンを頂きます。

こりゃうめえズラ！ (ﾟдﾟ ) !

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陽が暮れた！ 寒いズラ！ ((('A｀)))

雪が激しくて散策する気にもなれない・・・

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ここで駅長さん登場、
駅長さん(´∀｀)～ 『1705当駅発の釧路発網走行き普通列車は、鹿と接触のため 10～15分ほど遅れて到着いたします。』

北海道ではごく普通の出来事、どっ動揺などしていないッ！ (・∀・;))

↑ 1706発釧路行きの列車も巻き添えで遅延。
(釧網線は単線なので、上り列車が到着しないと下り列車は発車できないのです)

このくらいでもラッセル無しで運行できるんだ・・・

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1715、10分遅れで網走行き列車が到着です。

無人駅でこのシチュエーションだったら精神的にヤバイ。

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1815、知床斜里駅を通過、ここからオホーツク海岸沿いへ。

なのですが、夜間は外が暗闇でつまんない・・・

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1852、定刻より5分ほどの遅れで網走駅に到着です。

夜の網走駅舎。 今夜の宿へ向かいます。

線路沿いの宿から。

↑車庫入れされる特急オホーツク。

明日は網走監獄、そして石北線で旭川へ！

つづく。

北海道、年末年始07

雪の遊歩道を行きます。 積雪は40cmくらい。

※激しく降雪中

雪中、1人で八甲田山ごっこをして楽しみます。

< 天は我々を見放した！

かの名シーンはこちら。(YouTube、6:00くらいから)

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車道に出ました。

さらに登ります。

駅から15分ほどで、四阿の展望台に出ました。

おお、パンフでよく見る構図だ！ (画像クリック拡大)

蛇行する釧路川。 (画像クリック拡大)

この景色を独り占め。 贅沢♪

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四阿で食事(イクラおにぎり)を摂って、さらに登ります。

細岡展望台の入り口を発見。

もちろん除雪されてない。

細岡展望台から。 (画像クリック拡大)

今度は夏に来よう。

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絶景を堪能して車道を戻って、細岡ビジターズラウンジへ。

てっきり休業中かと思いましたが、年中無休の漢施設です。
ダンジョンのセーブポイント的存在。

俺1人しか客がいませんでしたが、雪が降ってなければ冬でもそこそこ来訪者はいるらしいです。

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駅へ戻ってきました。 雪は相変わらず降り続けてます。

ホームの端は単管。
ノロッコ号・SL冬の湿原号のための臨時ホームと思われます。

※タオルはカメラの雪よけ

1414 網走方面摩周行きが到着です。

まさにライフライン。

ここから、湿原を縦断して摩周・屈斜路へ。

つづく。

北海道、年末年始06

朝の釧路、『勝手丼』で有名な釧路和商市場。

列車の時間まで時間があるので釧路市街を散策です。

ここは幸町公園、釧路に鉄道が開通した当時に駅があった場所。
根室・釧網本線で稼働していたC58が静態保存されています。

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昨晩の積雪が20cmくらい、歩きにくい。

幸町公園の近くに旧釧路停車場跡です。

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15分ほど歩くと、釧路川に架かる幣舞(ぬさまい)橋。

幣舞橋は北海道三名橋の1つ。
他の2つは、札幌の豊平橋、旭川の旭橋です。

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橋を渡ると石川啄木の資料館、港文館。
啄木が記者として勤務した釧路新聞社社屋を再現した施設です。

2階が資料館、1階は喫茶店になっています。

喫茶店のおばちゃんから得た釧路知識。
1, これでも今年は雪が少ない方
2, 本格的に寒いのは2月くらい
3, 釧路はスキーよりスケートが盛ん
4, こちらも長野と同様に鹿が増えすぎ
5, 釧路でも人口流出・企業撤退が止まらない
6, 例の如く、地元民は近隣観光スポットを知らない

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河口付近なので漁船もいます。

※吹雪いてます

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1136 ようやく鉄路復帰っす。

雪のホームはイイ。

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釧網本線で湿原へ向かいます。

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1154 釧路湿原駅で下車です。

下車して気づきました。 ここ秘境駅だ。

ガンガン雪が降ってる・・・。 待合室が無かったらヤバかった。

釧路方面。(画像クリック拡大)

駅裏(？)は湿原が広がります。

待合室。

汽車は上り下り各7本ですが、12月～4月は上り2本・下り3本しか停車しません。

そしてこの1154が釧路湿原駅の始発なのです。

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待合室正面へ。

中はこんなん。

これが駅前ストリート、遊歩道です。 (車道は雪に埋もれてます)

遊歩道を登ると展望台らしい。

とりあえず、雪に埋もれた遊歩道を登ってみます。

↑遊歩道から見た釧路湿原駅。 (画像クリック拡大)

つづく。

北海道、年末年始05

1350 根室駅から再び鉄路。

1352 すぐ隣の東根室駅で下車します。

先ほどはスルーしましたが、ここが日本最東端の駅。
2009年、東西南北駅制覇っす。 ブラボー！

東根室駅は駅舎も待合室もベンチも無い、板キレ駅です。

住宅街に隣接してるとは言え、悪天候時はキッツいと思う。

線路をくぐる地下道があるので、利用者はそこに退避するのだろうか・・・

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次の列車まで2時間以上あるし、東根室～根室は1.5km(営業キロ)しかないので、徒歩で根室駅へ戻ります。

街の至る所にこんな看板。

根室支庁舎。 北方四島は根室支庁に含まれます。
※北海道の『支庁』は『都府県』と同じだと思ってください、面積的に。

支庁の隣、市役所。

歯舞群島は根室市内なのです。 (1959年に歯舞村を併合)

根室駅前ストリートにも。

12/27 14:42 現在の気温。 長野県民なら余裕の温度っす。

ビザなし交流でロシアとの交流があるため、稚内と同じようにロシア語案内表示もあります。
たぶん、上から 釧路・厚岸・厚床・根室市街・情報センター。

花咲ガニ。

根室港方面。

チェーン装備の郵政カブはともかく、強気な原付が多いな・・・

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ブラブラ遠回りしてたんで、1時間ほどかかって根室駅前へ帰還です。

鉄道とバスはスムーズに連結するになっていたため、やっとゆっくり駅舎観察できます。

腹減ったので駅前でラーメンを食す。

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陽も傾いてきた1600、釧路行き列車へ。 (画像クリック拡大)

18-200mmズームだと歪むなぁ・・・

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根室湾へ陽が沈みます。

陽が暮れると、線路上にエゾシカ発生率がハンパ無い！
山岳・原野地帯では、5分おきくらいにブレーキ&警笛が鳴ります。
運転士さんには悪いけど、運転席後ろから観察してると凄く面白いです。

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1817 釧路に戻ってきました。

明日は釧路湿原を越えて網走へ。

つづく。

北海道、年末年始04

根室駅前から根室交通バスで納沙布岬へ。

納沙布岬(のさっぷみさき) ・・・ 根室半島の先端、北海道の最東端の岬。 ロシアに実効支配されている北方四島を除けば日本の最東端に当たり、岬からわずか3.7kmの地点に歯舞群島の貝殻島灯台が見られます。 余談ですが、稚内の野寒布岬(のしゃっぷみさき) と紛らわしい・・・

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アイスバーンの道道35号線を走ります。

市街地を抜けるとしばらく原野。

駅前から35分で日本最東端のバス停、納沙布岬へ到着です。

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この高さ13mの巨大なモニュメントは、北方領土返還祈念シンボル像 『四島のかけ橋』。 吹雪いてるし、微妙に除雪されてない・・・ (;´Д`)

像の足下の炎は『祈りの火』。 1981年、沖縄・波照間島より自然採火された灯がキャラバン隊によりこの地へ運ばれました。 ちなみにアメリカの沖縄返還は1972年。

知床・国後島・歯舞群島の一部(水晶島・貝殻島・勇留島・萌茂尻島・秋勇留島) が見えるはずなのですが、吹雪いてて見えない・・・

一瞬ペンギンに見えましたが、 たぶん海鵜。

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返せ北方領土。

日本が北方四島の領有権を主張する主な理由は以下の通り。

1、ソ連は、1941年の大西洋憲章(戦争による領土拡大の否定) に参加表明している
2、北方四島は日本が略取した土地ではなく、過去に日本以外の領土だったことも無い
3、太平洋戦争末期に参戦したソ連は、日ソ中立条約を無視して北方四島へ侵攻した (日本のポツダム宣言受諾・無条件降伏後も侵攻は継続された)
4、太平洋戦争の講和条約・サンフランシスコ条約で、日本は北方四島を放棄していない (ただしソ連はこの条約に署名していない)

北方領土問題については、外務省の『北方領土問題の経緯』 および、独立行政法人北方領土問題対策協会の『北方領土キッズコーナー』 分かりやすくて良いかと思います。

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北方四島。 カタカナのはロシア名。

Google Earth なんかだと島名も地名もロシア語ですが、日本の地図には市町村名から山・湾・岬まで日本の地名がきちんと記載されています。 ちなみに歯舞群島は根室市、色丹島は色丹郡色丹村、国後島は国後郡泊村・留夜別村、択捉島は択捉郡留別村・紗那郡紗那村・蘂取郡蘂取村という行政区画が存在します。

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北方領土問題について個人的な見解を述べるとすれば、『二次大戦後を見据えたソ連の対米戦略(冷戦)のための布石』 + 『日露戦争の怨恨』 が形となって現れたのがこの領土問題であるのではないかと思います。 法的には北方四島は日本の領土であることは間違いないと思うのですが、すでにロシア人の移住が行われている現状を考えると日露の共同統治が望ましいんじゃないかな、と思います。 ただ、領土問題に関して迂闊な譲歩をすると悪しき前例を残すことになるため、日本としてはロシアとの協議をしつつ領有権は主張していくべきだと思います。 けれども、北方四島出身者の方々が墓参りすら満足にできない現状は何とかならないものでしょうか・・・

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北方領土関連の広報施設・北方館。
隣に、戦前の四島や元島民の資料を保管展示している『望郷の家』が併設されています。

北方館の展示。

望郷の家のパネル展示。

窓口で申請すると『北方領土視察証明書』 が貰えます。

独立行政法人北方領土問題対策協会の『元島民が語る北方領土』 エピソードは、日本人として是非読んで頂きたい。

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5分ほど歩くと納沙布岬灯台です。 さっ、寒い ((('A`)))

灯台のすぐ下の岩礁には座礁したロシア船が放置。

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吹雪が止んで、島が見えてきました！ .+゜(・∀・ )゜+.゜
水晶島です。 左端に見えるのはロシア警備隊のレーダー。
(画像クリック拡大)

萌茂尻島 (たぶん)。 (画像クリック拡大)

国後島の羅臼山 (たぶん)。 (画像クリック拡大)

納沙布岬からの距離は、水晶島7.0km・勇留(ゆり)島16.6km・国後島37.4km・色丹島73.3km・択捉島144.5km。

ライブカメラから北方領土が見られますよ。

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そして高さ100mの『ノサップ岬平和の塔』。
タワー系はとりあえず登っておくタイプです。

中にはパネル展示。 面白そうだけどじっくり読んでる時間がない・・・

塔の入場券(\900) は日本最東端到達証明書になってます。
若干領有権を放棄しているような気もしますが、まあ良しとしましょう。

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納沙布岬灯台方面。 (画像クリック拡大)
中央やや左、灯台の先の白い島が萌茂尻島(もえもしりとう)、その右奥が秋勇留島(あきゆりとう) です。

反対側の根室半島方面。 画像がうまく繋がってないけど勘弁してください。 (画像クリック拡大) 

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エレベータで2階まで下ると謎のコーナーが。

ミステリアスすぎる。

内容はとても教えられない・・・

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1305発のバスで根室駅ターミナルへ戻ります。

『歯舞』 という地名は岬～市街の途中。 なんか不思議な気分。

つづく。

北海道、年末年始03

12/27、朝の釧路。

これより最東端・根室を目指します。
※日本最東端は北方領土・択捉島のラッキベツ岬、最北端は同島カモイワッカ岬

釧路駅改札。
特別豪雪地帯の駅にはこの手のパネルが常備されてます。

そしてホーム。 端の方は除雪されてません。
北東北・北海道の積雪に屋根の有無は関係ありません。

雪に覆われたままの5番ホーム。 たまらぬ。 (画像クリック拡大)

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これから乗車する 815発根室行普通列車です。
※釧路～根室間に特急・急行は存在しません。

ここからは鉄の必須アイテム・青春18きっぷの出番ですよ！

出発！

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根室まで 135.4kmを東進。 雪景色がスンバラシイ。

山間部を抜けると牧場地帯へ。

門静(もんしず) を過ぎると厚岸湾(あっけしわん) が見えてきます。

そして厚岸駅を過ぎると、厚岸湖岸。

汽水湖なのにバリバリ凍ってる・・・

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糸魚沢(いといざわ) 駅を通過。

こういう駅でも、普通に乗下車する人がいます。

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茶内駅。 上り列車すれ違いのためしばし停車。

雪掻きご苦労様です。

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丘陵地帯を抜けて根室半島へ。

周氷河地形っぽくて面白い。

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ここで駅名クイズその1の答え。

正解は 『昆布盛駅』 でした！

県道が併走してますが、何にも無え！

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昆布盛を過ぎると、街らしくなってきます。

沿線に馬が歩いています。
※馬がいる = 人がいるはず = 都会、 これ常識。

重種短足系の馬はラブリー。

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さて、いよいよ日本最東端の駅・東根室駅です。

路線が湾曲しているので最東端は終点の根室駅ではなく、1つ手前のこの駅なのです。

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東根室は後ほど堪能するとして、終点の根室駅へ。

1040 根室到着。 まさにターミナル。

これが根室駅舎。

駅前からバスで北海道最東端・納沙布岬を目指します。

つづく。

北海道、年末年始02

雪舞う、新得駅舎。

駅前の『火夫像』、雪の難所を負ひし駅。

かつては日本三大車窓の一つに数えられた狩勝峠・狩勝トンネルは、蒸気機関の時代は難所とされました。 そして、1981年石勝線開通時に当時の機関助手の苦闘を称えて 建立されたのがこの像です。

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1250 釧路行き普通列車の到着。
キハ40には雪景色がよく似合う。

北海道のキハ40は二重窓がデフォ。

汽車は十勝平野へ。

注) キハのような気動車(ディーゼル車) は、『電車』ではないので『汽車』という呼称が正しいのです。 そして、非電化路線沿線では日常的に『汽車』という単語が使われています。

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1350 帯広到着。

スーパーおおぞら5号との接続のため、30分ほど帯広に停車。

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再び走り出して浦幌、上り列車とのすれ違いのためまた停車。
ガンガン雪が・・・

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浦幌を出ると、常豊信号場。

ホームも駅名標もありますが、駅ではないので 乗下車はできません。 珍しいもの見れてラッキー。

ここで停車している理由は貨物列車とのすれ違いのため。

雪の貨物列車はカッコイイ。

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常豊信号場を過ぎると上厚内、ここは渋い駅舎でマニアに好評らしい。

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1616、ほとんど陽が落ちた尺別(しゃくべつ)駅 。

尺別駅は、1970年雄別炭鉱閉山で街が消滅、現在は秘境駅として名を馳せています。

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尺別・音別を過ぎると今度は古瀬駅。
上り列車すれ違いのためしばし停車。 これまたラッキー。

かつては古瀬信号場へ勤務する国鉄職員の官舎が存在し、職員家族のために存在した駅だったようですが、官舎が消滅したため現在では極上の秘境駅になっています。

駅周辺は雪明かりのみの暗闇。
今、ここで下車したら遭難できると思う。

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1725、大楽毛通過。

いや、駅名が面白いだけ。

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そして1739、釧路に到着です。

釧路で下車して気がつきましたが、

鉄道移動時間が24時間越えてる。

つづく。

北海道、年末年始01

12/25(金)19:30 大宮駅からブルトレ北斗星に乗車です。
クリスマス？ そんなもんは知らん。

俺んとこは、定時退社して長野新幹線に乗れば北斗星を捕まえられるのだよ！

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前回と違って、今回は2階建て車両のBソロ。

Bソロ ・・・ B寝台の1人用個室。 開放式2段B寝台と同じ料金(\6,300)で寝られてお得。 北斗星には他にA寝台1人(ロイヤル\13,350)、A寝台2人(ツインデラックス\26,700)、B寝台2人(デュエット\12,600) があります。

2階だから、夜空を見ながらゴロ寝できる♪

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2152、郡山通過。

寝る。

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634、夜明け前の函館。

寒いし暗いし眠いしで、機関車入れ替え見物はパス。

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食堂車グランシャリオで朝食です。

朝食セットは\1,600 と高めですが、価格に見合ったクオリティ。
何より旅の朝はきちんと食事を取りたいところです。

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829 長万部通過。

静狩付近から内浦湾。

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静狩を通過して 846、超絶秘境駅・小幌駅(こぼろえき) 通過です。

この駅はマジでトンネルとトンネルの間にあるので、予備知識がないと確実にシャッターチャンスを逃します。

・・・。

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949、登別通過。

1041 今回は南千歳で下車。

そしてここから石勝線、スーパーとかち3号に乗ります。

ホントは普通列車に乗りたかったけど、新夕張～新得は特急しか無いのでこれに乗らざるを得ません。

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石勝線は複線箇所のポイントが凍結対策のため、スノーシェルターで覆われています。

シェルターの中はこんな感じ。

夕張川を渡る。

川が凍る、ってのは本州じゃ見られないよな・・・

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新夕張駅手前で、スーパーおおぞら6号とすれ違いのため停車。

1200 トマム駅到着。

スキー客が大勢下車します。

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1223、新得で下車。

さあ、ここから各駅列車で釧路へ向かいます。

つづく。

北海道、年末年始00

改めて、明けましておめでとうございます。

前回、吹雪の野辺地駅以降ほったらかしにしてたんで遭難したみたいになってましたが、無事帰還しております。

さて、今回の移動ルートは以下の通り。
赤線が乗り鉄、緑線がバス&フェリーです。

年末の北海道は意外と気温が高かった (-5～-1℃くらい) んですが、大雪と強風でなかなかヘビーで楽しかったです。

今回の旅を一言で表すと、
『冬の北海道ローカル線、最高！』

エゾシカ、キタキツネ、タンチョウヅルなんかが沿線をヒョコヒョコしててオモシロイ！

ホント、オススメです。

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さて、恒例の駅名クイズ。

上の写真は何駅でしょう？ (ヒント・根室本線)

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納沙布岬から北方領土を視察。

最東端の駅、東根室駅到達！

2009年、最北端稚内駅・最南端西大山駅・最西端たびら平戸口駅っと東西南北制覇です。

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雪の釧路湿原駅は秘境度が高かった・・・

大雪の遊歩道を掻き分けて釧路湿原。

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網走監獄も見学しました。

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駅名クイズその2。

ヒントは留萌本線。

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日本中の、薄毛に悩む男性諸氏へ捧ぐ。

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船上から初日の出。

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ついでに本州最北端の下北駅も抑えておきました。

本州最南端串本駅・最東端岩手船越駅と訪問したので、残るは本州最西端下関駅のみ。

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顔ハメは No.73-79追加です。

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軽登山装備で行って大正解。

詳細はまた後日。

東北本線も運休＆遅延発生（実況）

野辺地駅。
白いのはノイズでもフレアでもなく地吹雪です。
これはもう駄目かもわからんね。

明けまして全面運休（実況）

本州最北端、大湊線下北駅。
今から野辺地→八戸→東京→名古屋へ。