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2008.10.28

上毛野、埴輪

また群馬へツーリング。

高崎市、八幡塚古墳です。

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保渡田古墳群に属するこの前方後円墳は5世紀後半に建造されたものですが、6世紀後半の榛名山大噴火による火山灰土層にパッキングされ、水田跡とともに良好な保存状態で発掘されました。

墳丘全長96m、建造当時と同様に復元されています。でっけえ。

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墳丘の頂上。

6000本の円筒埴輪が王の石棺を守ります。

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獣系埴輪はラブリー。

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埴輪特化型博物館、かみつけの里博物館では埴輪が自作可能。

※自作した埴輪は八幡塚古墳へ徴発されます

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すぐそばの二子山古墳、こちらも前方後円墳です。

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1500年前の王墓には、コスモスが咲き乱れて。

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2008.10.18

上野村

絶好のツーリング日和、群馬県上野村まで行ってきました。

ルートは長野県南佐久郡臼田町(現佐久市)から国道299号、十石峠越えです。

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十石峠はご覧の通りの酷道です。

大型車は通行不能、舗装はされていますが普通車でも厳しい道幅と勾配で、当然冬期通行止め。

でも、こういう道はバイクで通ると楽しいのです。

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峠を越えて上野村。

ここは、日本航空123便墜落事故現場のある場所でもあります。

日本航空123便墜落事故
1985年8月12日、羽田発伊丹行JAL123便が上野村の高天原山へ墜落し、乗員乗客524名中520名が死亡した航空事故。 墜落原因は圧力隔壁の破壊による垂直尾翼の喪失とされ、これにより油圧系統が全滅、操舵不能に陥った。相模湾沖でこの事態に遭遇した123便クルーは羽田へ戻ろうと懸命の操作を行うも機体は迷走、群馬・埼玉・長野県境の山岳地帯で高度を急激に下げ、高天原山山中に墜落した。
墜落現場は御巣鷹山ではなく高天原山だが、当初の誤報があまりにも有名になってしまったため訂正する動きは特にない。

ここは事故犠牲者の慰霊塔、慰霊の園。黙祷。

事故では墜落の衝撃とそれに伴う火災で犠牲者の遺体は激しく損傷したため、身元判別不能となった遺体の一部が多数ありました。それらは荼毘に付され、この納骨堂へ納められています。

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慰霊の園から南方8kmほどの山中に、墜落事故現場である昇魂之碑があります。

『御巣鷹の尾根』と呼ばれるこの場所にも行ってみようと思ったのですが、土砂崩れで現在全面通行止めとなっていました。残念。

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---参考リンク---

事故調発表を元にしたJAL123便飛行跡略図ver1.2
↑交信記録・ボイスレコーダー・飛行地図を組み合わせたフラッシュ。
クルーたちの会話に (´;ω;`) ブワッ

日航機墜落事故 東京-大阪123便 新聞見出しに見る20年間の記録

日本航空123便墜落事故 (wikipedia)

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さて、ここは天空回廊 上野スカイブリッジです。

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2つのリゾートエリア、『川和自然公園』と『まほーばの森』を繋ぐ地上90m・長さ225mの吊り橋です。

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自転車・バイク・バンジー禁止です。

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川和自然公園内の鍾乳洞、不二洞。

関東最大の鍾乳洞らしいんですが、料金所からこの入り口まで坂道を登ります。

運動不足の体には堪える。 (;´Д`)'`ァ'`ァ

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扉を開くと・・・

まだ登るのかよ。('A`)

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そしてさらに縦穴を登る。 (゚A゚;)

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もうなんか鍾乳洞とかどうでもいい気分。

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出口はこんなところ。

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スカイブリッジがあんなところに・・・

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とてもよい、炭酸カルシウムでした。

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2008.10.15

夜山

20:00、ふと思い立ってバイクで夜の林道へ入ってみました。

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やっぱり、夜の山は怖い。

いろんな意味で怖い、下界の明かりが見えるところでも。

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車ならそうは感じないんですが、バイクだと心細さがハンパねえです。

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満月でも。

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2008.10.08

秋山郷~弥彦

秘境として有名な秋山郷へ行ってきました。

柱状節理、土石流が。

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秋山郷は長野県と新潟県の県境にまたがり、志賀高原から雑魚川林道をひた走ると辿り着きます。林道とはいえ、舗装されて道幅も広いので普通の車で通行できます。(ただし冬期は通行止)

新潟側からだと国道405号線を南下するのですが、400番台国道だけあって酷道です。

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ホントに秘境。秘境すぎて見どころがよく分かりません。

もっと紅葉が進んでから来るべきでした。

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関越・北陸自動車道を北上して弥彦村、越後国一宮・彌彦神社です。

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ここの見どころは宝物館の『志田大太刀 』、刃渡り2.2m・全長3.2mの超ロングソード。

室町時代、備前長船家盛の作で重文。刀剣フェチならこれは見逃せない。

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で、見てきた感想は 『これは凄い』

到底実戦で使えるものではないにしろ、このサイズの日本刀を鍛造・熱処理する技術は物凄い。金属材料工学を囓った人ならこの異常さが分かってもらえるかと思います。

さすがに写真は撮ってないんで、弥彦観光協会サイト弥彦村の文化財をご覧あれ。

同等クラスの太刀がもう一本展示されていて二度おいしい。

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彌彦神社の御神体・弥彦山にある西生寺。

ここは弘智法印が1363年に66歳で入定され、即身仏として祀られています。

↓ このお堂の中に即身仏が!

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時間になると寺のおばあちゃんが解説&ご開帳してくれます。

ありがたや (-人-)

他にも雷獣(貂)の木乃伊展示など、かなりイカした ありがたいお寺さんです。

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ほんとはバイクで行く予定だったんですが、日曜は雨の予報だったんで日和ってしまい申した。

冬が来る前にもっと乗っておかないとー。

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