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2008.03.23

てっぱく

大宮の鉄道博物館へ行ってきました。

「鉄博行くならやっぱり車じゃなくて鉄道で!」ってことで足は電車です。

同僚のY&Mの3人で行ったんですが、「どうせなら鈍行で行こうよ」 とYが言い出したので、旧信越本線・現しなの鉄道の始発列車で行く破目になりました。(所要時間4時間強)

ちなみにYはライト級の鉄ヲタです。

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この車両は国鉄115系、らしい。

信越本線は、長野新幹線開通に伴い97年に軽井沢~長野区間が 3セクしなの鉄道へ移管されています。

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横川~軽井沢の碓氷峠越え区間は廃線となっていますので、軽井沢からはJRの連絡バスで横川へ向かうことに。

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碓氷バイパスを抜けて横川に到着、ここからはJR信越本線。

駅のすぐ横には 『碓氷峠鉄道文化むら』 があります。

午前8時なので、峠の釜めしおぎのや本店もまだ準備中。

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同じ115系、カラーリングが懐かしいですねー。

115系は急勾配・寒冷地仕様なので、信越エリアスペシャル車両と言っても過言ではない、らしい。

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ガタゴト揺られて高崎駅へ到着。

高崎線E231系へ乗り換えです。

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大宮駅から埼玉新都市交通ニューシャトルで高崎線を少し引き返す形に行くと、そこは鉄道博物館。

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鉄博ができたせいで駅名が変わったらしい。

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来た!

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鉄博は、秋葉原駅近くにあった交通博物館の車両を引き継いでいます。

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ホール中央にC57、通称『貴婦人』が転車台に乗ってます。

定時になると、汽笛とともに360度転車!

この転車台、実際に車両搬入に使われたっぽいですね。

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国鉄ED75形電気機関車(左)、クハ481特急形車両(右)。

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EDデザインがツボ、カッコエエ。

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鉄道のメカニズム展示も面白い。

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疲れたので駅弁で一休み。

クハの車内でいただきます。

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駅弁なのに揺れてないのが凄く違和感。

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貨物車両も見逃せない。

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長ーい貨物列車も好きなのです。

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ジオラマ、でかい。

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こーゆーの作るのってすごく楽しそうですが、沼にハマると大変な事になりそうで手が出せません。

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外にはミニシャトル(あさまE2っぽいやつ) と、ミニ運転車両。

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右側は本物の高崎線・川越線etcの線路があり、写ってませんが左の高架には上越・長野新幹線とニューシャトルが走ってます。

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いやー、いろいろ芸が細かくて面白いところです。

入場料は大人\1,000、Suicaでも入れます。

所要時間は3時間くらいかな。ごはん食べたり、予約の要る体験コーナーやれば軽く1日つぶれます。

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鉄でなくとも、おススメ!

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2008.03.17

海野宿

暖かくなってきました。

春近し。

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東御市(旧東部町)、海野宿です。

海野宿は北国街道の宿場町で、1625年に開かれました。

北国街道ってのは、信濃追分(現軽井沢)~長野~直江津~佐渡を結ぶ街道筋で、現在の国道18号線に相当します。

現在、この宿場町跡は重要伝統的建造物群保存地区に指定され、日本の道百選にも選ばれています。

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建物の間に立つ塀のようなものが、卯建(ウダツ)です。

火事のときに類焼を防ぐ目的で作られましたが、次第に家の権勢を誇るようになりました。

『うだつが上がらない』の語源ですね。

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二階の上の屋根裏部屋っぽいものは『気抜き』。

明治時代になると、海野宿は宿場町から養蚕の町へと変貌を遂げます。

かつて客室だった二階を蚕室に作り変えた際、保温のための煙火を換気する為にこの気抜きが作られたそうです。

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妻籠や馬籠みたいに賑わってはいませんが、ぶらぶらするにはいい所ですね。

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2008.03.11

ブルトレ

東京~大阪間を繋いでいた寝台急行列車『銀河』が、もうすぐ廃止されるそうです。

近年の新幹線や航空路線の拡充を考えると、ブルートレインのような長距離急行列車が減っていくのは仕方の無いことなのでしょうが、少々寂しいような気分になります。

というのも私が子供の頃、親父が鉄ちゃんでして (近年は航空マニア気味)ごく普通にブルトレのヘッドマーク・レール・吊革・Nゲージジオラマなんかが家に転がっているような環境でした。

当の私はと言いますと、まあ一般的に少年が交通系メカに抱く程度の興味は持っていましたが、さほど鉄道に入れあげた記憶はありません。

プラレール→Nゲージで遊んでた記憶はありますけれども。

しかし、機械工学系エンジニアの道に進み、日本の産業技術史なんかに興味が湧いてくると、鉄道という 深い沼に少しばかり足を踏み入れてみたくなるわけですね。

とどのつまり、無くなっちゃう前に寝台ブルトレに乗ってみたいのですよ。

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ちらりと調べてみたところ、上野~青森間を往復する寝台特急『あけぼの』ってのがあります。

これをうまく使うと、

[あさま554号] 長野 2140 > 高崎 2230
[あけぼの] 高崎 2320 > 青森 0956
[スーパー白鳥95号] 青森 1001 > 函館 1202

てな感じで、例えば金曜の夜に出発して、翌日昼には函館に着けるのですねー。

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運賃は片道2万後半くらい、かな?

帰りは、昼過ぎに函館を出れば帰れるみたい。(1泊しますよ、もちろん)

さて、いつやりますか。

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2008.03.09

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もうすぐ、です。

ありがとう。

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