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2008.01.28

Nikomat FT2

えー、またカメラが増えました。

ニコンのニコマートFT2です。

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1975-77年の製品ですので、またしても俺より年上のカメラです。

主なスペックは以下の通り。

マウント : ニコンFマウント
測光方式 : TTL露出計内蔵、開放測光(要カニ爪)、中央重点測光
開放F値設定 : 非Ai半自動式(通称ガチャガチャ)
シャッター : フォーカルプレーン縦走りメカニカルシャッター、B~1/1000sec
電池 : 1.55V SR44 酸化銀電池

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軍艦部。

こいつのシャッター速度ダイヤルとISO感度設定ダイヤルは、レンズマウント部にあるので妙にすっきりしてます。

巻き上げノブ横の窓から露出計のメーターが確認できます。

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こいつの裏蓋を開けるには、左下下部の爪を下げます。

最初、一生懸命巻上げノブを引っ張りました・・・

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ニコマートでもNikon刻印はあります。

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ニコマートはニコン一眼レフカメラの廉価版ブランドで、当時のフラッグシップモデルF、F2の弟妹分に当たります。
廉価版とはいえ、ボディの殆どが金属製でどっしりがっちりでしっかりとした作りです。
ニコンの廉価版ブランドは、ニコレックス(NIKKOREX) > ニコマート(NIKOMAT) > ニコンFM/FE/EM と続きますが、現在も製造されている唯一のニコンMF一眼レフ・FM10はコシナのOEMです。
FM10は現代的なMF一眼としての機能は一通り揃っていて、軽くて使いやすいのですが、ダイキャスト・プラスチックボディなのでチャチな感じがします。
ま、そのチープさも良いものですが。(安いしー)

ニコマートの詳細は、ニコンファミリーの従姉妹たち』参照のこと。

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マウント下部にISO感度設定が表示されます。

設定は、シャッタースピード設定レバーの先端を引っ張るとロックが外れます。

・・・これも最初悩みました。

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レンズはキタムラで見つけた NIKKOR-N Auto 1:2.8 f=24mm。

刻印が日本光学!!

曇り・カビも無い美品ですわよ。

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70年代~80年代前半のMF一眼レフカメラは、ほぼ例外無くカッコイイですねー。

デジ一眼の進歩が著しい昨今ですが、マニュアルフォーカス・マニュアル露出デジ一眼をどこか作ってくれないかなー。
もちろん液晶なし・ストロボなし・金属ボディで。
Nikonさん、Canonさん、OLYMPUSさんどうですか?

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2008.01.20

家鴨

寒い。

アヒルが水面に立つくらい寒い。

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ようやく SR-T101 試し撮りフィルムが終わったので、現像出してこようと思います。

いい加減、ほったらかしのレンズも磨いてやらんと。

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2008.01.14

高仙寺小泉大日堂

806年創建の高仙寺小泉大日堂です。

上杉・武田による上田原の合戦で寺院の大半を焼くも大日堂は戦火を逃れ、江戸期の大改修を経て、1980年に復元大改修が行われて現在に至ります。

銅鑼がいい音しやがります。

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本堂境内は眺めが良好、塩田平が一望できます。

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凍りついた鎖樋。

寒いー。

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2008.01.05

稔る田

ミノルタは、稔る田 (稔るほど、頭を下げる稲穂のように謙虚であれ)

もしくは、Machinery and INstruments OpticaL by TAshima

から来ていると言われます。(創業者は田嶋一雄氏)

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ミノルタは1928年創業の『日独写真機商店』から始まり、『モルタ合資会社』『千代田光学精工株式会社』と社名を変更し、1962年よりブランド名のミノルタから 『ミノルタカメラ株式会社』、1994年に 『ミノルタ株式会社』となり、2003年にコニカと統合して 『コニカミノルタホールディングス』設立、2006年にカメラ事業から撤退し、カメラ・フィルム関連はSONY・キタムラなどに委譲され、現在はプリンタ・計測器などが主力事業となっております。

また、、ミノルタレンズのブランド名 『ロッコール』は六甲山のロッコーとドイツ語の語感が合体した造語。 ついでにニコンのレンズはニッコール。

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レンズは無事組み上がりましたが、露出設定の針が挙動不審なのとファインダー清掃のため今度はボディばらし。

こいつの露出合わせは、ファインダー内に絞り・シャッター速度・ISO感度に連動する針があり、それを内蔵露出計の針とファインダー内で合致させるタイプです。

3つのプラスネジと、レンズ取り付けマークを兼ねたマイナスネジを外して蓋を開けます。

中身はまさに精密機械。

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ダイヤルの伝達が糸(!)。

ファインダー掃除と潤滑油補給しときました。

不具合原因特定と構造解析のためにあちこちバラしたもんで、 元に戻すのに一苦労。 糸が切れたら直せる自信がありません・・・。

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内蔵露出計の電池はMR9(H-D)水銀電池1.33V ですが、余裕で生産終了電池です。(´∀`)~

代替のドイツVARTA社製V625U 1.5V アルカリ電池をとりあえず使用。

この電池を使うと、電圧が高いため露出が1段程度オーバーに表示されるとのことです。 実際、Nikon D40X と FM10 で比較するとそうなりました。

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年末年始は殆どこいつのメンテで終了。

ちゃんと撮れるかな?

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2008.01.04

大須観音

ヒマなので名古屋でブラブラしてきました。

JR名古屋駅、桜通り口。

高島屋が進出してからはすっかりオサレになりました。

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外に出ると可愛らしい熊たちがお出迎え。

みんな呪われてしまえ。

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やってらんねえので地下鉄で大須へ移動します。

年末に来たばかりですが、暇潰しにはもってこいのエリア。

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大須は江戸時代から続く由緒正しい門前町です。

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一昔前の大須は秋葉原・日本橋に次ぐ電脳ヲタク街でしたが、近年はPC系店舗が大分減ってしまいました。

ガキの時分は、この怪しさに惹かれて時々大須をうろついていたものです。

電子部品や無線関係のパーツ屋なんかは特に怪しく見えるもんですが、PCが一般化した今でも興味の無い人から見ればPCパーツ屋だって同レベルの異空間なんでしょうね、きっと。

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3日の夕刻になっても大須観音は参拝客の行列ができてます。

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大須観音は、江戸時代に岐阜羽島の大須から移転してきたことからそう呼ばれ、それが今度はこちらの門前町の地名として定着したそうです。

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境内に設営されている、異常にデカいテント飲み屋。

50人は楽に入れそうです。

熱田神宮にもこんなのがあったと思うけど、これって名古屋独特なのかな?

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米兵(アメリカ兵ではない)で、MC ROKKOR-PF 1:1.7 50mmジャンクレンズを保全部品用として \3,000で購入。

ついでにスタークロスのフィルター 入手です。

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2008.01.02

佳節愉快

おめでとうございます。

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ダメモトでレンズ分解してみました。

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レンズクリーナーでカビの除去に成功、単焦点レンズなら何とかなるもんだ。

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・・・無限遠のピントが合わないので組み直し。

ピントリングのヘリコイドが合って無いっぽい。ああややこしい。

ファインダーもホコリだらけなので掃除したいですなー。

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